吟河

 6月4日。

 先日、中潮の日にワークを怠ってしまった。
 一日明けて巡ってきたワーク可能な今日は小潮。季節的なプラスがあるので冬期ほど悲観的になることもないだろうが、それでも相手からの協力は得難く、より積極的にこちらから求めていく姿勢と、相手にマッチするベイトのプレゼンテーションが求められる。
 とはいえ、実際にやっていることは普段と大して違わないが…要はこちらの心構えの問題である。

 レギュラーワークの多摩川ナマズゲーム。
 “こういう時はあのエリア、こういったメソッド”という、その時々の軸となるものは既に出来上がっているので、どのエリアに入れば確率を高められるかは推し測ることができる。
 また、正解エリアの中にある一級ポイントに適切なベイトを通すこと、これはいつでも求められるルアーフィッシングの肝だ。

 今回の課題は“釣ること”は勿論だが、Zプラグのベストなフックセッティングを求めることににもあった。
 必然的にロッドは1オンスクラスを背負えるASR866C/JIG&FROGとなる。ビッグベイトをメインに使うならフィッシュイーグルでも良いのだが、9フィートというレングスは取り回しが悪く、小技を求められるその他のルアーを使うときに難儀する。
 結局“JIG&FROG”と銘打たれていても、中量級以上のベイトに幅広く対応するASR866Cの出番が多くなる。
 自分の使う道具のことをよく知っておくことはとても重要であるということは、かのゼル・ローランドも説いている。
 ゼルローランド、誰?などと言うルアーフィッシャーマンは、今一度「バスフィッシング」のカテゴリーを履修すべし!

 現地到着。
 今日も吟爺は居ない。去年は来れば必ず居たのだが、今年は…。登戸の吟婆もまったく見なくなった。今生きている吟族は五本松の爺だけか。
 今回用意したベイトはZプラグ、サーブ、テラー35、クレイジークロウラー、SRフラッシュというきわめてストイックなもの。ダグ・ハノンの紙コップ的領域に迫る絞込みぶり。
 カルティバ・スティンガートリプルの番手を数種用意し、どうにかノーマルフックセッティングに近い状態の泳ぎを出し、実釣開始。

 このところ、同じエリアにばかり入っているが、フィールドを俯瞰した結果と、ここ最近の気候の推移を見て割り出されるベストのエリアが相変わらずここであるためだ。

 小潮の影響か、バイトは小さい。特に李立は何度もバイトを得ていながら、結局フックアップには至らず。
 しかし、ナマズは確実に来ていた。
 今回は朕がキャッチ成功。
 Zプラグで遂にフッキングが決まる。面倒臭がらずに、カルティバフックでバランス取りした甲斐があったというものだ。

スポンサーサイト

テーマ : プロのお仕事
ジャンル : 就職・お仕事

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード