本格的なナマズ釣り本の発刊を望む

 5月13日。

 この日はいつもの多摩川。登戸周辺。
 メインはナマズで、ついででスモールマウスという構えのレギュラーワーク。
 既に、李立と施恩はスモールマウスを狙っていた。どうやらボイルが見られたようである。
 朕はしばらく淡い望みをレッドペッパーやワンダーに託していたが、あまりの気配のなさに嫌気が差し、上流側へポイント移動。

 移動先には若きベテラン。
 聞けば、偶然と謙遜しながらも、スモールマウスの30クラスを水中岬周りでキャッチしたという。
 このクラスの者がいう偶然とは、漠然とキャストし、たまたま“釣れちゃった”という質の偶然ではなく、可能性込みでの偶然であるということはいうまでもない。
 ヒットルアーはライブワイア、使用ロッドはローディーラーというのがまた良い。
 ローディーラーといえば、デス、コンバット以上に欲しくても手に入らなかった、知る人ぞ知る一品である。
 今でこそ、販売戦略的に“陸っぱり専用ロッド”なるものが出回っているが、これこそ本当に陸っぱりのことを考えて作られたロッドだと思っている。

 しばらくして、スモールマウスを諦めた李立と施恩が到着。
 おっさんとベテランによる、輝かりし時代の伝承語りが始まった。
 また、若きベテランのタックルセッティングがナマズ向きのものであったため、鉄のナマ師として、ナマズポイントを案内することにした。

 川原へ入り、水辺の様子を見て歩く。
 アユの魚影は濃く、ナマズの活発な回遊が期待された。
 ゲストに釣ってもらうため、一級ポイントにはガイド役の李立と若きベテランに入ってもらい、朕と施恩は本流筋に良いストラクチャーを探すことにした。
 ベイトは既に全域に濃いので、ナマズにとって都合のよい捕食場を見つけることに肝がある。
 ポイントに張り付き、ルアーローテーションしては場を休めるということを繰り返していた朕ではあったが、こちらにナマズが現れることはなかった。
 しかし、一級ポイントにはしっかりナマズが来ていたようだ。
 李立がサイトフィッシングでンボなナマズをキャッチ。
 一級ポイントには目視した範囲で三尾のナマズが現れたそうだが、それまでだったという。

 勿論見えている魚がすべてとはいえないが、これだけのベイトがいて、良好な潮回りにあったにもかかわらず、その勢いは弱かった。
 昨年、一昨年とプレッシャーをかけすぎたために、危険というものについて学習させてしまったのかもしれない。
 イージーキャッチが魅力のナマズもすっかり侮り難くなってしまった感がある。この先、こちらもいっそうきびしく攻め込んでいかなければならないと痛感している。

 翌日、JSYに行ったところ、新しいナマズのムック本が置いてあったので立ち読みしてみた。相変わらず、こちらの望む情報は載っておらず、ナマズ用商品の点数が意外に多いということを知るだけだった。
 いっそ、朕が『CATFISH PATTERN BOOK』でも著したほうがいいのではないか、と思うようでは購入意欲も湧かぬというものである。

 ※マーのように肥えていて、丈もある様
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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