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餌鱸

 5月12日。

 気付けば先日のドブシーバス以降、朕はノーフィッシュが続いている。
 より可能性のあるところを求めていかなければならない。
 ナマズかシーか、と迷っていたが、朕が連休だったということもあり、夜に絡んだ下げ潮の時間帯を狙って、多摩川下流部にシーを求めることにした。
 この提案に、李立、施恩も参加を表明。
 ママチャリで下流部まで行くのはしんどいので、電車で川崎駅まで行き、徒歩でポイント移動という釣行となった。

 明るい時間帯はリップレスクランク、光量が落ちてからはフローティングのシャローランナーで攻めるのが妥当なところだろう。
 メインのベイトはボラ。川に入っているボラのサイズはまちまちだから、マッチ・ザ・ベイトより、投げ易さ重視でいいだろう。投げ易い重量のベイトをキャストするならキャスティングタックルの方が何かと使い勝手が良い。
 というわけで、TAS783C・ゼルのトップウォータースペシャルにエクスセンスDCを載せ、流行(?)のベイトシーバスで臨むことにした。

 全員集合。
 李立、施恩ともに1ピース、キャスティングロッドのエサスズキスタイル。
 電車での移動というのは実に煩わしいものではあるが、崇高な目的のためにはいたし方ない。
 道中、中原釣具店の興亡の歴史について語りつつ川崎駅へ。
 ルアーフィッシングブーム華やかりし時代、'90年代バスバブル期ほど眩しいものは無い。
 “あの頃”の記憶は、新世代に語り継がれていかなければならないものだ。
 
 現地到着。
 あまりの風の強さに、スピニングタックルにしておけばよかったとも思ったが、バックラッシュ、飛距離での不利はあっても、その他の利便性を考えれば、何かとキャスティングタックルの方が良いので仕方ない。
 かつてこの一帯に通っていたのは三十代前半から半ばにかけての頃。
 崩壊、破綻の将来があるとは想像もできなかった、人生のみのりの時代。
 そんな時代によく立ち寄ったコンビニが無くなっていたことに、一抹の寂しさを覚える。汁を買ったり、『大草原の小さな家』ファンにはたまらない携行食、干し肉を買ったりしたものだ…。

 懐かしのテトラ帯。
 ボラの稚魚の群れが岸際のいたるところに見られる。
 上流のポイントに着くまでを、過去の経験を説明しながら歩く。
 気にしてみれば、気になるものも見えるが、満潮から下げに入るタイミングに第二京浜周辺のシャローエリアに入りたかったので、ここは流し打ちに止める。

 流す程度で打ってきたつもりでも、JR鉄橋周辺テトラ帯から第二京浜までの距離は長い。
 ポイントに付く頃には既に水位が下がり始めていた。

 ここにも岸際のベイトは多く、やや沖合では20センチ未満のボラのジャンプが見られ、30クラスのボラを見ることもできた。
 ここへ来るシーのメインベイトはどのサイズなのか、判断に迷う。
 あれこれと試した上で見つけたいところだが、この風の中では使用ベイトが限られる。キャスタビリティ重視で選択するしかない。
 濃厚なベイトと、豊かな川面の表情に、シーの反応を期待し、リップレスクランク、垂直浮きペンシル、ミノーを使い分けていく。
 しかし、反応は無い…いかん、千夜釣行的展開だ。 
 この一帯は、ストラクチャー、カバーが岸に寄り、ベイトが絡むシャローフラットも備えている。
 潮の効いている時間帯でもあるから、早々に諦めるわけにもいくまい。

 やがて風向きが変わる。
 ウインディサイドは東京側だ。
 面倒ではあるが、橋を渡るしゃねえな、と大田区のシャローフラットへ。
 打つべきは明暗の境、流れと風のせめぎあう所。
 既にベイトが目視できる状況ではないため、魚の集まる要素を予測して打つという展開になっていた。
 ここでは明暗の境界を打っていた施恩が70クラスをバイトさせた、まではいいがラインブレイク。
 魚が来ているのは確実だったが、そこから先へは進めず。

 良いフィールドコンデションにありながら、あまりにもこちらの技量が未熟であるため、有効な手を打てず、負けを認め撤退。 
 数年ぶりの龍盛菜館での食事がこの日の救いだった。相変わらず、リーズナブルで食いでのある美味い定食を提供していることに感謝した。

 ※マー語
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テーマ : お仕事奮闘記
ジャンル : 就職・お仕事

tag : ルアーフィッシング 多摩川 シーバスフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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