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水郷の夜に魔性の女を見た

 4月12日。

 今年三度目の新利根。
 まずは、この頻度でラージマウスの居るフィールドへ行けることを喜ぶ。
 春の進行と、これまでの釣果から考えれば、釣れれば40アップという釣りは厳しいということが予測される。
 その代わり、すべてのバスの動きが活発化し、速いテンポで数を釣っていくことができるだろう。
 ここ数日の、昼夜の寒暖差は気になるところではあるが、季節は進み続けている。

 今回は型より数だ、と迎えた当日。
 前日まで娑婆の毒気に当てられていた武松と史進は、だいぶんお疲れサマンサではあったがンションが低いわけではない。
 特に史進は、昨晩、S・柏木ワールドに触れ、一層バスフィッシングの渇望に燃えている。
 前日からみっちりと準備を整えていた朕と李立は当然からペンションが高い。
 今回は新たなルートを探るという試みはせず、現地までの最短ルートを進み、ストレス無く到着。
 移動時、外気温は2℃を示し、水面から湯気が立ち、一行を不安に陥れるが、なあに、時間の経過と共に解消されるさ、今日は中潮なんだし、と気楽に構えていた。
 初日、中潮。二日目大潮。
 いずれにせよ、魚の行動が活発化する潮回りの日を選んだのだ。

 まずはサーチしてみることだ。
 ということで、前回までの実績ポイントからスタート。
 最初の一匹を得て、その日の傾向を探ろうという腹積もりである。
 ポイントにはいつの間にか堰ができていて、これまでブラックが上がってきていた一帯の水は消えない泡が立つようになっていた。溜まった水が寒暖差により攪拌されてしまったようだ。
 ここの水は良くない。
 堰下に移動。
 アユかワカサギのスクール、堰を越えようとするレン公。
 この一帯をシャロークランクで流していくが、反応は得られず。
 水に手を突っ込んでみたが、前回来た時より冷たく感じられた。
 このエリアは違うのか、ということで散っていた仲間たちに様子を聞いてみたところ、やはり反応は得られていない。
 また、堰下はボーターが行き来できることから、ボートプレッシャーを嫌った我々は、堰上流域にポイントを求めることにした。

 水温、水質、底質、地形変化を考慮に入れ、優良ポイントを求める。
 この数日間、昼夜の寒暖差が激しかったとはいえ、魚の気分は春に入っているはずだ。
 そう考え、アシ等の植物が生い茂り、水が浄化されやすい場所に絡むハードカバー、ストラクチャーを探す。

 移動を重ねていくうちに気温も上がり、見た目にも水質が良く、変化に富んだポイントを発見。
 アシの根元が抉れ、カバーが水中に見えるほどに澄んでいる。
 ここは全体的な水深は浅いが、活発化したブラックがいかにも好みそうなポイントである。
 カバー豊富なこのポイントで、朕はASR・786C/WORMを持ち出す。ジグ、テキサスでの釣りは、今回最もやりたかったことだ。
 特に、アシの根元のエグレに絡むカバーはワームリグでなければじっくり攻められないポイントである。
 サイズに関係なく、甲殻類を食おうとしている魚をぶち抜きたい。
 しかし…。

 魚を得たのはリップレスクランクを巻いていた李立。
 この攻めで産卵を控えた30クラスが釣れたなら、スポーニングの動きが一段進んだと判断できる。
 サイズを諦め、早い展開でこのクラスを拾っていくのが正解か、と思われたが、これっきりだった。
 ここで朕の思考は次への手がかりを失う。

 朕は尰家蛇彊拳をかじった経験を活かして青大将をキャッチ。

 残念ながら無毒のヘビであるため暗殺用には使えず、リリースするしかなかったが…。

 昼飯時となり、美味いとんかつ屋に向かったところ、店は休み。混雑する、アバウトすぎる中華屋での昼食となった。給仕のオバちゃんは面白かったが、味はいまひとつ。
 
 朕のフィッシングにおける最高の武器である思考は完全に止まり、迷走が始まる。
 迷走は歯止めが利かず、遂には与田浦にまで足を運ばせていた。
 このような行動が何の解決策にもならないことは、与田浦行きを指示した朕自身が一番知っている。

 とりあえずフィーディングの個体を、ということでリップレスクランクをキャストしまくる我々であったが、案の定、千夜釣行な結末を迎えてしまった。

 すべての手を失った我々は、宿のある潮来へ。
 チェックインを済ませ、買い物と食事のため、わずか数百メートルのこの街のメインストリートへ。
 潮来まで来たのだから聖地へ参らないわけにはいくまい。
 と、スーパープロショップへ。
 魚を得られなかったのなら、せめてミラクルジムのご威光に触れておきたかったのだ。
 我々は殉教者の一行。
 この世界の、捏造のカリスマを除く著名人には敬意を払っている。
 しかし、高架下の店舗入り口を見て、一同愕然。
 今日はハジメさんがいない。
 今度こそは写真を、と思っていたがまたしても次回に持ち越し。
 ご本尊様は居なくても、我々が求める品がきっちりと揃っているあたりはさすがスーパープロショップ。
 ロストしたルアーを補充し、バギーのおっちゃんぢょんへの土産として、シャークロッドの友、1ozクラスのフェザージグを買った。
 レジ前には『ミラクルステージ』の8cmCDが置かれていたが、誰も再生できるプレーヤーを持っていないため、欲しくても買うことができず…。
 夕飯は花栄オススメの純輝にて。
 ここのラーメンは抜群に美味い。
 酒の飲めぬ武松と李立は食うのみだったが、朕と史進はとりあえずビールで報われぬゲームを反省した。

 宿に戻り、この宿のオヤジのアバウトぶりに、失われて久しい、ビジネスの世界に於ける人間味の素晴らしさを再認識。スターバックスに不快感を覚える朕である。
 部屋に入れば、誰とも知れずテレビのスイッチを入れていた。
 テレビの垂れ流す情報などロクでもないもの。朕はテレビ視聴を好まぬ、と、どうでもいいような垂れ流しを見ていたら、土曜ワイド劇場に葉月里緒菜の姿!
 すっかりくたびれたオバちゃんになっていたが、美熟女好きの朕は久しぶりに心が“ブルった”のであった。

 ※マー語
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tag : ルアーフィッシング バスフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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