浮き足

 4月10日。

 狙いをスモールマウスともマルタとも定められぬまま、メインラインをペにしたスピニングリールをPZX604に載せ、登戸に向かう。
 マルタ釣りは、多摩川春の風物詩。ひとたび当てればカみちょうに釣れる愉快な釣りだが飽きも早い。しかしこれを味合わぬことには、ナマズ狙いに身が入らない。
 スモールマウスは現に釣れている。
 狙って釣るなら嬉しい魚である。しかし、スポーニングの時期だけしか見えてこないうえ、今やバスを釣りたいと思ったら、ラージマウスでもシーでも確実に居るフィールドへ行けるのだ、ワームリグでのストロークの長い痺れる釣りにしてヒット率の低さも加わり、どうもンションが高まらない。
 ターゲットの焦点が定まらず、上手くキャロライナリグをキャストできず、プリスポーンバスのリップレスクランク戦術も外し、朕はノーフィッシュを食らってしまった。

 しかし、フィールドコンデションは良好である。
 朕を除く、極厳修行者たちは皆スモールマウスを得ていた。
 李俊、40アップを含む5本をキャッチし、リミットメイク達成。
 シャッドマン、4本キャッチ。
 李立、3本。施恩スモールマウス1本、ナマズ1本…と、皆満喫できていた。

 4月11日。

 新利根釣行前日。
 その前にスモールマウスを狙ってみるか、とソフトプラスチックをメインに据え、登戸へ向かう。
 ベッドに定着したオスの姿は確認できたが、周辺は静かなもの。
 昨日は集まるべきところに集まってきているという感覚を得たが、まだタイミングが関係しているのか。
 やがて、ワームを沈めて待つ釣りに飽きを覚え、翌日の本番に備え、体を養おうと、李俊、李立、シャッドマンに別れを告げ帰宅。

 帰宅し、夢うつつにあった頃、李立よりメール着信。
 次々に釣果報告が舞い込んで来る。
 眠れなくなった。
 このやろう、天子様が臥所に在らせられる時に、なんたるやつだ…と、結局再度フィールドへ向かうことになってしまった。

 李俊は再びリミットメイクを達成。シャッドマン、4本と一歩届かず、李立もリミットメイク達成。
 施恩の姿もあり、釣りはしないと言いながら、李立の釣果に刺激されどっぷり釣りをしていた。
 朕はボイルの起こる地帯にワンダーをぶち込み早々にストライクを得るが、あろうことかラインブレイク。水面を割ったシルエットからナマズに見えたが、施恩はスモールマウスだという。
 何はともあれ、パープレスだから自然にルアーが外れてくれるだろう。

 再挑戦するもノーフィッシュという結果になってしまったが、明日は新利根が待っている、と、特に悔しさも感じぬまま納竿となった。

 ※マー語
スポンサーサイト

テーマ : 仕事の話あれこれ♪
ジャンル : 就職・お仕事

tag : 多摩川 ルアーフィッシング バスフィッシング

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード