カルマ落ちず

 3月11日。

 「パンが無いならケーキを食べればいいじゃない。バスが釣れないならシーバスを釣ればいいじゃない。シーバスが釣れないならナマズを釣ればいいじゃない」
 王制に従順な百姓も、ついに堪忍袋の緒が切れた。
 シーバスはもうそこまで来ているのだ。
 
 ラージマウスを釣りに行くには、特別に機会を設け、多量の円天を要するが、シーなら時間さえあれば何とかなる。
 というわけで電車で、川崎港湾エリアにペチット遠征。 

 徒歩でのエリア変更は不可能という条件にあっては、このエリアにシーバスが入って来なければそれまでというギャンブル要素の強い釣行である。

 そもそも川崎港湾一帯は、海に面した好ポイントの連続する立地。
 湾奥にシーバスが入ってくれば、陸っぱり天国になるだけのポテンシャルを備えている。
 しかし、一帯は限られた一部の者が専横してしまっている。
 自然の恵みは万人が共有すべき財産であるという朕の信条に反する、罪深き地でもある。
 立ち入り可能なポイントはごくわずか。
 物理的には追えるものも、悪人や嘘つきのでっち上げた理不尽によって追えなくなっているのだ。
 嘘つきだらけの世にあって、理不尽を打ち破るには絶対的な暴力しか無いものなのか…。
 かつてのホームについて思う時、魂の自由を信じる朕にはいつも苦悩がつきまとう。

 現地到着。
 この悪臭こそ、シーバスの居る場所!かつての我がホーム!
 と、進入可能範囲内に有効なインフォメーションは無かった。
 偶然、朕が木っ端セイゴの捕食らしき波紋を確認。
 その付近に李立がルアーをキャストしたところ、やはり木っ端がヒット。

 一時、ベイトフィッシュの群れが見られたが、定着せず。
 一級ポイントには入れず、限られたポイントで、潮位が上がりカバー効果が生きるのを待つしかないという状況に。
 既に電車は止まっている。

 やがて潮位は上がり、カバー効果が生きる頃となる。
 が、ベイトは絡まず。
 それでも、この一帯のカバーの様子を見に来る個体もいるようで、30から40クラスと思われるシーバスのバイトを確認。
 これは取りこぼしてしまったが、ポイントを休めた後、李立がバイトを得る。 

 痩せてはいたが、とりあえずの30クラス。
 一級ポイントに入れぬ限り、頑張ったところで無駄だと悟り、ここでストップフィッシング。
 
 電車が動くまで時間が余っていたので、千夜釣行を懐かしんでの時間潰しとした。

 本日のタックル。
 ロッド:レグソード・ブラックリミテッド
 リール:シルスター・ピナクルデッドボルト
 ライン:スーパーBXライン8lb
 ヒットルアー:ルイスクリークミノー6、トラッパー5

 3月12日。

 昨晩のシーバスゲームでバイクの必要性を痛感した。
 しかし、資本もないので、やはり今年もホームは多摩川か。

 この日は時合を押さえた李立が、己の読み通りに機を捉え開始早々にキャッチ。 

 大まかに測って72,3センチのビッグフィッシュ。

 続け、とキャストに気合も入ろうというところだが、何故かここへカナモJrが現れペースが狂う。
 そして尻すぼみのまま納竿。
 
 結局、朕はこの二日間、ホーム、旧ホームでも惨敗を喫し、せっかくの休日を不意にしてしまうのであった…。
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テーマ : お仕事奮闘記
ジャンル : 就職・お仕事

tag : シーバスフィッシング ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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