蘇る金黒

 3月8日。

 娑婆に出たところ、犯罪被害によって、今月は新利根遠征とランカーズしゃ散財できないことが判明。
 個人が行えば脅迫、強盗は大罪となるが、独占事業者が行う分には合法であるためだ。『国家と犯罪』をもう一度読みたくなってきた。いずれ『叛アメリカ史』も読んでみたい。
 次はタトゥーラだ、コンケストだ、クロコーチだと迷う喜びは儚くなってしまった。
 そんなうち沈んだ朕のこころを喜ばせてくれたのが、マッシブたちの報告。

 昨晩発勁に行った武松によると、釣り自体は好調だったが、匹クラスは一尾のみで他はすべて粒だったとのこと。
 メバルという魚、釣り方はわかっても、生態に関するデータは非常に曖昧な魚種である。
 朕が読んだメバル本によればスポーニングは春の遅い時期。史進が読んだテキストによれば、冬の前半となっている。
 魚食魚なのだから、いずれかのターゲットに精通していれば釣り方はおのずと見えてくるので問題ない。しかし、ターゲットを追う上で本当に知りたい部分はどこにも記されていない困った対象魚である。
 我々は実釣を通じ、あれこれ推測するしかない。

 そしてこの日、技巧より、知がいかに釣果を得るために重要かを体現してみせるグランドマスターの秦明がマルタをキャッチ。 

 そして、オビワンを凌ぎ、ヨーダも警戒する、アナキンこと李立はというと、やはりという釣果を叩き出していた。

 知り合った当時は、李俊やぢょんにくっついて歩くこうるさい小僧に過ぎなかったが、今や…という具合である。

 彼らの活躍のお陰で、朕は娑婆の毒気の中にあって、安んじて明日の計画について練り、来る新利根遠征について考えることができていた。

 ※マー語
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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