NEKUSUTO REBERU

 2月26日。

 ミラクルステージ目指して、今日もワークは行われる。
 冬の中の温暖か、或いは春の兆しの続くこの日。潮回りも良い。ここまで来たら、朕もいよいよナマズを釣ることが出来るかもしれない。
 と、期待を込めて登戸堰下エリアへ。

 一月初旬にナマズを釣って以来、ホームではノーフィッシュが続いている。
 しかし朕は鉄のナマ師。
 えいや、と気合のリップレスクランクただ引きに反応したのか、スレ掛かったのか、巻いてた時に手応えあり。

 釣れたのか、引っ掛かったのか判定に悩むため、先日仕入れた新しいタイドバイブの釣力については不明のまま。キャストしやすく、ボトムを取りやすく、流れの中で使うなら後方アイにラインを結んだ方が良いということはわかった。

 李立到着。
 オビワンな朕に対し、アナキンな李立は時合の割り出し方ひとつとっても違う。
 朕はだいたいこのぐらいの時間帯、後は現場で調整するというやり方なのに対し、李立は過去のデータと照らし合わせ、○時~○時まで、というところまで絞り出す。
 初めてのエリアでとにかく何か釣ってやろうという条件下では、アバウトな朕のサーチが功を奏するが、通い込み、理解の進んだエリアでは当然李立の絞込みが有利に働く。

 そんな、それぞれの持ち味の違いが、今回如実に結果として現れた。

 またしてもレアリスバイブにヒット。

 李立曰く、レアリスバイブは物に当たった時の跳び幅が小さく、ナマズが意識しているであろうレンジをきっちり通せるのだという。
 同じレンジを狙うのでも、リッピンラップ、ハードコアバイブでは跳び幅が大きすぎ、ショウダウンブレードでは底べた過ぎるのだという。
 朕はレアリスバイブの適度なラトル音が、他の一軍ベイトよりも、寒さで咄嗟に捕食体勢に入れないナマズにいち早くその存在に気付かせ、体勢を取らせやすいのではないかと見た。

 釣った本人と、傍で見ていた者で、ストライクの決定打となる要素について意見が別れた。
 どちらも譲らない。
 検証しようにも時合は去ったかのような気配。
 そこで朕は、李立が持っていないという、レアリスバイブ同様、トレース能力に秀でたレンジバイブを渡し、明日検証作業するよう命じる。

 いずれにせよ疑念は晴れない。
 そこでグランドマスターの秦明にこの一件のことを持ちかけたところ、他にもリトリーブスピード、スイム姿勢はどうであったか、という指摘を受ける。
 頻繁にフィールドに立てる我々は、気付かぬうちに視野が狭まってしまう傾向があるかもしれない。
 グランドマスターは釣行回数こそ少ないものの、冷静に状況を判断でき、それを裏付ける知識と経験を持っている。
 オビワンとアナキンにとってのヨーダのような存在というところか。

 また、今年はラージとシーをメインにしたいと思ってはいるが、ナマズもやり込めばやり込むほど、新たな発見、疑問が生じ、まだまだ追うべき価値のあるゲームフィッシュだと認識した。

スポンサーサイト

テーマ : 働き方
ジャンル : 就職・お仕事

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード