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 1月6日。

 先日、秦明がグランドマスターとしての威を示していた。
 すなわち、生態を知り、環境を読み、予測し、捕えるというもの。
 釣りの醍醐味はキャスティングにあるという王様の金言は絶対のものだが、ゲームフィッシングの醍醐味はこれである。

 今年初をメバルで飾り、スタートに焦りの無い朕ではあるが、ホームでの初も得ておきたい。ということで、この日も低水温期に確率を高められるせんずり地蔵前に行くことにした。
 何といっても“この前釣れた”ポイントなのだから。

 この日もAVS66MFに、トライリーン6LBを巻いたスピニングリールを載せ、フィネスリグから中量級プラグまでという備え。
 水温気温ともに低く、スプールの水しぶきが辛いこの時期、スピニングリールはベストな選択である。釣りの醍醐味がいささか落ちるが、手が水で冷やされるよりはましだ。
 起床し、あれこれの準備をしていたところ、武松も休日が今日までなので参加可能とのこと。
 昨日の秦明に続けとばかりに出発。

 せんずり地蔵前。
 武松もほぼ同時に到着。
 李立はまだ来ていなかったが、構わずポイントへ。最近、すっかり李立をあてにして釣りを展開しているが、朕はこんにちの李立の礎を授けた師匠なのだ。理によって魚を求める法は心得ている。
 というわけで、まずは流れとカバーに拠る魚を意識した釣りを行う。
 武松が、カバーに身を寄せるナマズを発見。
 ジグヘッドリグやダウンショットリグで当たるのが妥当と思われたが、外した時の面倒も考え、組んであったスプリットショットリグのまま誘いを試みる、が、案の定、反応は得られず。しかし、悔しがることもない。これは狙いの範疇にない魚であるためだ。
 狙うはブラインドの、イージーキャッチ可能な魚。

 下流側には李立がいた。
 始めから、ウインディサイドの回遊個体狙いのようである。
 朕と武松は陽の傾き加減に合わせ、徐々に下流へ下っていく。
 李立と合流し、昨日の話の詳細を聞き、改めて秦明のグランドマスターぶりに感銘を受け、このところ合流できていないことを悔やんだ。
 と、そんな話をしている時、武松が魚をヒットさせていた。
 が、魚のコントロールがままならず、思わぬ方向に走られていた。ロッドはエクスプライドのMHだが、完全に魚の力に負けている。何とか魚は寄ってくるが、テトラ帯に入ろうとする動きを御せられない。見れば70越えのンボナマズ。
 ラインが擦れるのを防ごうと、朕がラインを掴み引っ張ろうとしたところでラインブレイク。
 ヒットルアーのCDJをロストし大いに悔やむ武松。しかし、ラパラである。店舗へ行けば、ごっそり売れ残っているのだから落胆することもない。
 朕にとって驚きだったのはMHのロッドがこの程度のリフティングパワーであることであることだった。スピニングロッドでさえこのクラスの魚を寄せてこられるアメリカンロッドがいかに素晴らしいかを再認識できる機会にもなった。
 李立は二度ストライクを得るが、いずれもバラし。
 しかし、時合に入ったのは明らかである。
 低温に覆われるこの時期、陽光の持つ意味は大きい。時合は夜間ではなく、水温が太陽の影響下にある時間帯に移っている。
 打つべきポイントは皆心得ていて、確率の高いベイトも知っている。この先の釣果は運の要素も左右してくる。

 今回、幸運に恵まれたのは、珍しく朕であった。
 レンジバイブが確率の高いベイトであることは周知のことだが、リッピンラップの力には瞠目した。
 記録の意味も兼ねて、朕はヒットしたベイトが魚体に付いた状態で写真に収めようとするのだが、リッピンラップは完全に丸呑みにされたため、それができなかったのである。

 ※マーのように肥えていて丈もある様
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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