サングラスの奥の瞳はシャロー

 1月4日。

 この日、朕は昨晩の、二人の後輩に型でも数でもまくられたことが悔しくてならず、疲れは残っていたものの、ビッグフィッシュで取り返そうと息巻いていた。
 また、リッジMDRの威力を体感し、勢いに乗る武松も残された休暇を惜しみ出発の姿勢。
 英知の吸収が早く、感性と直感力に優れるニュータイプの李立だが、体力だけは淡い思い出に縛られるオールドタイプに劣っていたためダウン。バギーのおっちゃんぢょんはおっちゃんであるが故、必然のダウン。
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 この日もせんずり地蔵前へ。
 先日、このエリアでナマズ、スモールマウスの他にセイゴの姿も確認できたという。
 スモール、シーは前にここにいたからといって、今回もここに居るような習性ではないので期待はできない。ナマズも状況に応じて移動はするが、エリアへの依存度はバス族より高い。
 これについては検証するまでもない。それぞれの身体的特徴を見れば理由は明らかというもの。

 シー、スモールはあわよくば程度に、ナマズをメインターゲットに据える。
 結ぶルアーは前回ストライクを得たフィネスワーム。ハナクソシンカー使用のスプリットショットリグである。
 「前にこれで釣れたんですよ。ナマズはルアーじゃなくてワームでも釣れますからね」というアホの常套句をほざいてはみたが、当然朕はそんな理由などで実績ルアーをチョイスしていない。
 上流側を見れば、スピニングタックルでキャストを繰り返すアングラーがいた。
 一箇所に張り付いている。
 げっ、「前にここで釣れたんですよ」の手合か。

 朕は視認可能な情報を拾いつつ、リグを流していく。するとカバーに身を寄せるナマズが発見できた。
 まだ休止状態か。フィネスワームを通すが無反応。スプリットショットリグでは正解のコースを通せないか。ならば、とジグヘッドに変更しトレーラーにパラマックスを付ける。
 このナマズ、完全な休止状態でもなかったようで、目の前をルアーが通ったところ、悠然と泳ぎ去って行った。
 ワームはリグチェンジが面倒なもの。再びスプリットショットリグを組み、少しずつ流すラインを変えていく。これもまた面倒なもの。
 
 ふと上流を見れば先ほどのアングラーが魚をヒットさせていた。
 ナマズだ。
 と、そこまでは良かったが、魚のコンデションが良く70はあろうかというサイズであったため、一人でネットに収めるのに難儀している。
 朕は捨てておかれじと駆けつけ、ランディングを手伝った。
 確認したところ、わずかに70センチに届いていなかった。
 聞けばこのアングラー、なかなかの遣い手で、ボトムレンジのナマズ回遊コースを狙ってのゲーム展開だったということが判明。
 新年初フィッシュであることを祝福し、この流域にも鉄のナマ師がいることを喜んだ。

 武松到着。
 ビッグフィッシュを求め、ひたすら巻くと宣言。
 見ればCD9が結ばれている。最初からミラクルジムの奥の手だ。しかし、これは早い段階でリップ破損。
 朕はリップレスクランクに結び替え、キャスト&リトリーブを繰り返す。
 しかし、この日は釣果を得るための“何か”を捉えられず、ノーフィッシュのまま撤退。

 翌、1月5日。
 朕は参加できなかったが、この日はグランドマスター・秦明がきっちりと魚の動きを捉えていたようだ。

 流れと地形の関係からポイントを絞り込んで攻略成功。
 バラし、レンジバイブロストという憂き目をみたとのことだが、代替の準備の怠りは無く、グランドマスターとしての威を示していたのだった。
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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