青い閃光

 12月20日。

 先日届いたセントクロイ・アビッド66MF-2。
 プラチナム・664-2と同じようなテイストのロッドで、ウエイトキャパは3/16~5/8oz。アビッドの方が若干柔らかいことは先日ランカーズで確認済み。
 プラチナム改めシルバーウルフより、フィネスワーミングに向くフィーリングだ。
 プラチナムZX/664-2同様、AVS66MF-2だなんていかにも素っ気無い製品名だ。こいつにも匂い立つ、バスバブルの気分を味わえる、小学生がカッコイイと思うような名前を与えねばなるまい。
 というわけで準備完了。

 昨日は冷たい雨が降った。
 中野島ダム周辺で掘り起こされた泥、雨によって発生した泥と濁りの発生が予測される。
 潮回りも悪くはないが気候が厳しい。
 ただでさえ掴めていないナマズを追うのは至難。
 そして、このようなフィールド状況になってくると、スモールマウスがある特定の傾向を見せるようになる。
 ボトムレンジ狙いのワーム、ラパラ、表層を狙うトラウト用ミノー、大まかに全レンジを探れるスプーンを用意した。
 強いスピニングロッドのバーサタイル性を生かした仕立てである。

 現地到着。

 地雷でも仕掛けたくなるような光景が広がる。
 しかし、朕は軍隊経験者でも過激派でもないので、地雷についての実際は何一つ知らない。悪虐非道な兵器だと聞くが、そもそも兵器とは人を殺傷するのが目的の道具である。
 水際に立てば激濁りの本流と、クリアなインレットの水がはっきりとしたマッドラインを描いていた。
 もしここにスモールマウスがいるのなら、ベイトが豊富で明らかに水の良いクリークに入りたいところであろうが、クリーク内に身を隠せるカバー要素は無く、十分な水量が無い。本流は濁りのため視界を確保できない。
 となれば、おのずとバスが身を置くところは絞れてくる。
 流して探るよりも、スポットを刻むほうが確率を高められる。
 朕はフィネスワームをダウンショットに組み、魚が身を寄せそうなカバーのひとつひとつを探ることにした。
 問題は、本当にこのエリアにスモールマウスが入ってきているか、だけである。
 スモールマウスの存在については半信半疑であったが、打つべきスポットを打ったところ、呆気なく反応を得られる。
 カバーの中でのヒットだったため、魚がカバーから出るように仕向けたところ、35センチ以上の茶色がかった魚体が見えた。
 走りの速さからスモールマウスと確信。
 しかし、バラさぬようにと慎重にファイトしていたところ、走りの速さが災いしリーダーがテトラ角に擦れラインブレイク…。
 束の間見えた光明は、瞬く間に暗雲に覆われる。

 やがて、雹が降り始め、そのとき早く、かのとき遅く、ロッドに電光走る。
 黒っぽいブランクスと、雷光…インヒューマン族族長、ブラックボルトの名が咄嗟に思い浮かび、ロッド名決定。
 と、すぐさまロッドを地に置き、退避。
 直後、背後に落雷。 
 天からの一撃は、残念ながら悪業為す者共に届きはしなかった。

 夜に用事が控えていたため、この日はこのまま退散。
 しかし、スモールマウスの存在は確認できた。
 明日もまた挑むとしよう。
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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