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開かずの扉

 9月21日。

 週が明ける頃には、真昼間から釣りの出来る機会がぐっと減ってしまうだろう。
 時間が自由になる今のうちに何とかフナを釣っておきたい。
 というわけで、この日はルアーとエサ釣りのタックルを持って登戸に向かうことにした。

 到着。
 朕が一番乗りかと思っていたが、バギーのおっちゃんぢょんの方が先だった。
 師匠はまだ来ていなかったが、我々も一通りのことは教わった。問題はないだろう。
 予備のハリスを組んだところで準備完了。
 エサ釣り開始。
 やがて師匠が現われる。
 腰を下ろし、弟子達の督戦といったところ。
 モロコ、ニゴイはたまに釣れるが本命の気配はない。そのうちに朕は待ちの釣りに倦んできて、開始から一時間後、小物狙いにリグを変更。
 小物釣りに切り替えたところ、サイズこそ小さいものの、オイカワが調子よく釣れる。
 やはり展開の早い釣りのほうが朕には合っている。
 一方、おっちゃんぢょんはというと堰の開閉による水位変動、ハリスごと持って行くコイに苦しめられながらも粘り強くフナを狙い続けていた。

 そして遂におっちゃんは得る。ここでの本命ターゲット、フナを。

 エサ釣りは十分に楽しめたのでルアー釣りの準備を始める。
 シャッドマン、李俊、先日ナマズ釣りに参加した青年といった知った顔の他にも、今日はルアーマンが多く来ていた。
 ロドリで特集した多摩川マップの影響なのか。
 李俊はスモールマウスを一匹得たという。サイズは20クラスとのこと。
 李俊でさえようやくその程度なら、ブラック狙いは諦めたほうがよさそうだ。

 メールが入っていた。史進からだ。
 見れば、今日、木更津方面で仕事があったため、多摩川行きを諦め、高滝ダムに行ったという。
 FVRを買い、ヒロ内藤のDVDで勉強した甲斐があってか、40アップのラージマウスを得ていたのである。

 強行軍で無理に多摩川に来なくて正解であったといえよう。

 肩慣らしのキャストをしていた頃、秦明より、これからこっちに来るとの連絡を受ける。
 久しぶりの、鉄のナマ師全員集合だ。
 これで状況判断の精度が一層高くなるというもの。

 少しずつではあるが、水位は元に戻りつつあった。
 エサ釣りをしていた頃には顔を出していた馬の背が冠水しだしている。
 
 秦明到着。
 シャッドマンから「異状なし」との定時報告を受け、任務を引き継ぎ、シャッドマン退勤。
 師匠も帰宅。
 何人かいたルアーマンたちもいずこかへと去っていく。
 いよいよナマ師たちの蠢きだす時間帯に入る。

 まずは馬の背周り。
 ベイトの規模は申し分ない感じだが、大型魚はコイしかいない様子。
 流れが通り抜ける構造となっているため、ナマズには厳しいか。
 移動。

 水位が回復したことによって、第一ワンドが生きてくるかもしれない。
 ということで、ワンドの様子を土手上から覗いてみれば、濃厚なベイト、適度な流れの緩みと濁り、十分な水量。
 昨日は終わっていたエリアも、今はかなり魅力を醸し出している。
 釣り座に入っていくのは厳しいが、あまりにも魅力的なので誰か一人打ってみるべきでは?と提案。
 秦明が名乗りをあげる。
 しかし、土手上は異常に薮蚊が多く、蚊取り線香を焚く朕までが血を吸われるほど。
 実際、ここがどんな状況なのかを推測するいとまもなく退散し、第二ワンドに向かう。

 第二ワンド。
 ベイトが濃いのは相変らずだが、一度減水した後回復した水位はここへナマズを呼び寄せることが出来るのか。
 状況を理解するまで打ってみることにする。
 しかし、暗くなってもナマズが入ってきた気配は無く、結局正解のエリアは昨日と同じく狛江側ではないか、ということで移動。

 狛江シャローフラットエリア。
 単独で釣りをしていたのでは、なかなかポイントの良し悪しを判定できない曖昧な一帯。こういう場面でチームプレイが生きる。
 広く散開し、一度にらしきポイントを打てるため傾向を早い段階で知ることができるのだ。
 そして、ひとつのポイントが見つかり、全員反応を得ることはできたが、フッキングにまで持ち込めたのは秦明だけ。

 魚がこのポイントに留まる時間が非常に短いという感触で、その少ないチャンスをモノにしたのは、グランドマスターの面目躍如というところであった。
 
 かろうじて魚の居場所を見つけることはできたが、真の正解には至らず。
 明日への手掛かりを見つけられぬまま、ナマ師どもは苦悩を抱えての解散となった。
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テーマ : お仕事奮闘記
ジャンル : 就職・お仕事

tag : バスフィッシング ルアーフィッシング 多摩川

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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