馮椿襲来

 9月12日。

 所用のため、夕刻からの現地入り。
 水況が改善される要素は見当たらないし、潮回りも停滞を示している。
 ナマズの動きも見失い、それでも何か見えてくるものはないか、とフィールドワークは欠かさない。
 この状況に対応するための良策も思い浮かばぬため、今回は小手先目先を変えて対応してみることにした。
 それこそ、本当に小手先程度のもの。
 本質に迫る思考とは、主観的に見てもかけ離れているほどだが、こうする他手立てが無いぐらい何も見えていない今、ASR・JIG&FROGモデルにカルカッタ200を載せたビッグベイトタックルで臨んでみた。
 ビッグベイトは軽く流す程度にしか使ったことのないルアー。釣果はともかく、投げ倒すことによって見えてくるものがあるかもしれない。

 現地到着。
 ナマズエリアを順繰りに回り、様子を見る。
 ベイトフィッシュとなるアユ、コイ、ボラと見た目の生命感はいずこも濃厚。
 朕はポイントを潰さぬよう、休め休めのキャスト。
 李立はオーソドックスな攻め。

 バイトらしき反応はどちらにも出たが、ナマズだと確信できるものはひとつも無かった。
 この一帯のエリアが良くないだけなのか、それとも川全体の傾向なのか。
 潮回りという要素もあるが、ここは川である。しかも堰と堰に挟まれた閉鎖水域。魚が居なくなってしまうとは考えられない。

 見失ったまま、ヒントも得られず、狙ってナマズを釣ることができると自負するナマ師たちは、その自信を粉々に打ち砕かれるのであった。
 
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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