ダグ・ハノンの教え

 8月14日。

 月齢、潮回り。
 地球と月の関係。
 人間も含む、あらゆる生物の進化の歴史。
 これまでに出回ってきたデータのすべてが真実ではないにしても、これらのデータからそれぞれの生き物について想像することはできる。
 その想像は正解ではないかもしれないが、真実から大きく逸れたものでもないだろう。
 朕が釣りで行う作業は、核を覆う膜を穿ち、やがては核に辿り着こうというものだ。
 自然の恵みの内訳を覗き、その仕組みを利用し、恵みの一部を掠め取って楽しむ素敵なゲーム。
 遊びではあるが、遊びの域を超え道にも通じる素晴らしき世界。
 科学には無縁の社会生活を送る者とて、科学に触れなければ見返りを得ることは難しい。
 しかし、努力や働きに対し、素直に正当な報酬が与えられる、この世に数少ない公正な場でもある。

 この日も潮回りは悪い。
 狙いをより精度の高いものにしなければ、結果は得られない。
 こんな日はよりベターなエリアを目指すべきだが、昨日に引き続き、今日もまた肉体的損耗から、まあまあのエリアを選択。

 ぢょんと李立には朕の妥協案を了承していただき、五本松エリアへ。
 日没と共に訪れるチャンスタイムを待ったが、なかなか兆候は現われず。
 やがてぢょんが思い切ったエリア変更を提案。
 中潮、大潮の日ならば喜んで乗る提案だが、小潮のこの日にあえてそのような冒険をする気にはならず、ならばということでぢょんは単独で別のエリアを目指し去っていった。
 朕の見立ての精度を見極めないことには気が済まなかったのだ。

 そしてから待つことにはなったが、朕の見立ては概ね当っていたようだ。

 小型ながら二本キャッチ。
 このサイズで全体を語るには不安定要素も多いが、サーフェスレンジを魚が意識しているが、ルアーに対しては極めてセレクティブであり、同じペンシルベイトであっても、それこそ状況に応じて使い分けることが求められていた。
 テラーとザラの違い。それぞれのベイトの特性の把握。現在の魚の気分を予測し、どうにか絞り出せたというところだ。

 一方、大幅なエリア変更をしたおっちゃんぢょんは、中野島ダムの上流側を探っていた。
 瀬、クリーク、逆ワンドからなる一帯で、以前から気になっていたエリアではあるが、日中に十分な下見ができていなかったため、敢えて行こうという気にはなれなかった所である。
 おっちゃんはこんな時、常にギャンブラーである。
 よく知るエリアに希望を見出せないのなら、いっそ未知のエリアで大物を狙って散れ、の人。

 しかし、この日は他のナマ師がジッターバグで普通に釣っていたらしく、ぢょんも我々の間ではオーソドックスなルアー、アイマ・コモモでキャッチ。

 いずれにせよ小型という結果は読みの精度の甘さを物語っていた。
 

 ※マー語
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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