祭りの後

 7月15日。

 一日外出日が、運良く祝日と重なった。
 鉄のナマ師どもと合流する前に、存分に小物釣りを堪能しよう。
 ということで、まず玉屋へ行き、釣り座用の小型パイプ椅子を買う。
 また、チャガースプークを常時置いてある釣具屋も近所にはここしかないので、バギーのおっちゃんぢょん用のチャガースプークもここで購入した。
 「生活が苦しいのにそんな金があるなら」という野暮な横槍を入れる輩は一度、人生の破綻を味わい、不運にとりつかれてみればいい。月にたかだか一万程度の金の使いみちで生活の根本が改善されるような世の中か!?っての。
 と、迷い無き朕は可能な限りの銭をこの道に注ぎ込むのである。

 とはいえ、こんな冗談みたいなプラグを買うのは無駄のような気もしたが…由緒あるレーベルのベイトである。
 バズベイトが演出するのはカエルのエスケープアクションともいわれるから、意外に釣れるのかもしれない。
 そして何より、ちょっとした無駄にいちいち目くじら立てるような精神性など唾棄すべきものでもある。

 玉屋での用事を済ませ、ビッグベイト用タックルと小物用タックルを持って現地に到着すれば、既に師匠がいて、手並み鮮やかに釣果を重ねていた。
 朕は師匠からエサ付けのコツを教わり、少しずつ苦手を克服していき、師匠の域には遠く及ばぬながらも、これまでにないペースで釣果を重ねていく喜びを味わう。

 やがて、李立、ぢょんバギーのおっちゃん、秦明と現われ、攻め入るべきエリアについて詮議。
 何故、我々が登戸と中ノ島の堰間にこだわるかとえば、アクセスのし易さというのもあるが、この流域は岸からのアプローチ可能な様々な変化が揃っているからである。
 通い慣れたフィールドではあるが、この前良く釣れたから、何となくあそこが気になるからという選択はしない。
 常に、前日までの気候の移り変わりや、対象以外の生物の動きを始めとする諸々の自然界から得られるインフォメーションから可能性を割り出し、エリアを選択するのである。

 昨日はにわか雨というプラスとなるイレギュラーがあったが、この日は最近のレギュラーとなっている、晴天と高気温、通常の水位という状況。
 となると、流れとベイトを追うのが正解へ至る道だろう。
 ということで、我々は本流の狭まる一帯に散開しキャスト開始。

 最初に釣果を得たのは、瀬の落ち込みを探っていたぢょん。

 ポインターを流し、始めから狙っていたような気配

 やがてナマズが現われてもいいような光量になるが、なかなかナマズの反応は得られず、朕はビッグベイトのほかにもシャロークランクやザラを使ってみるが、得られるのはアユに狂ったコイの反応のみ。そして運悪く、ハイサイダーJrにバイトしてきたコイにリーダーを切られるという不運に見舞われる。
 
 グランドマスターの秦明も得られた魚といえばコイという状態。

 李立はナマズの反応を得られてはいたが、フックアップには至らず。
 
 ナマズの好適場所がこのエリアには無いのか、回遊してくるタイミングをずらしているだけなのか。
 時間だけが過ぎ行き、やがて今回のフィッシングの失敗を悟った我々が撤退しようとしていた頃…。

 一人、上流側への探索を進めていたバギーのおっちゃんが唯一本命を得ていた。
 サイズは小型であったものの、チャガースプークがいかに優れたベイトであるかを示す結果となった。
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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