迷宮組曲

 7月5日。

 はからずも一日外出日。
 丸一日の休日ともなれば、日中はエサで小物釣り、夕刻からはルアーでナマズを狙うのがよろしかろう。
 
 というわけで日中は、エサ付けに手間取りながらも二桁を得て存分に堪能。夕刻近付く頃からナマズ狙いの準備。

 今年も半年が経った。
 しかし、今年は釣行回数が減った上、機と場を捉えきれず、成績はあまり良くない。
 今この時点でさえ、変わりゆく状況に翻弄され、安定したエリア、こういう時強いポイントというものが見えないままでいる。
 
 この前日、李立と穆春は登戸より上流のエリアに探りを入れに行っていて、この日朕が攻め入ろうとしているエリアの有望性を示唆していた。もっとも、このような有益な情報を発見するのは専ら李立なのだが。
 残念ながら穆春は、その当時釣れたか釣れなかったかでしかそのエリアの良し悪しを判断していない。
 ナマ師軍団の数は増員したが、戦力パラメータは昨年と大して変わっていないのが現実だ。
 
 かくしてポイント到着。

 工事関係者が入った痕跡があちこちに見られる。
 どうやらこの流域が巨大な側溝に変えられてしまうという噂は本当のようで、薄ら寒い思い。
 貧相な川となり、流域から生き物が激減するだろうが、悪人、嘘つき、ビッチどもはきっと「バスのせいだ」で済ましてしまうのだろう。

 来年以降のこの流域に大いに不安を覚えつつも、今を愉しむべくキャスト開始。
 現在の状況は、流れ、ベイトの様子ともに良い具合で、李立がアユに狂いフィッシュイーターと化しているコイをキャッチ。
 コイがフィッシュイーターと化すほどベイトのアユが濃いのなら、当然ナマズもこのエリアに惹きつけられるだろう、という読み通り、まず朕が日没間際にナマズを得る。

 そして完全に陽が沈んだ後、李立もナマズをキャッチ。

 それぞれ釣果は得られたが、どうも弱い、という印象。
 間違いなく魚の入ってくる条件を満たしたエリアではあるが、昨年夏の第二ワンドのような回遊個体を惹きつける強さは感じられない。

 靄が晴れぬまま季節だけが進んで行く…。
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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