ロングライダー

 6月25日。

 遠征で敗れたダメージは多摩川で回復。今やルーティンとなっている。
 それほど多摩川は勝手知ったる辺り、いかに朕の身動き取れぬ地下暮らしが長きに渡っているかを思い知らされる。

 この日、いくらか多目にペリカが入っていたので「」の店長宅へ直接ロッドを買い付けにいくことにした。
 
 タックル選びも多摩川での使用を第一に考えての選択となっている。
 以前より気になっていたのはファルコンのコンポジットクランカーである。
 気にはなっていたが、グラスロッドは朕のスタイルには必要ないと思っていたし、F4-67TXを持っていたこともあったが、当時は既にテクナAV66CMLJを使っていたため、グラスロッドの優位性を感じられず、ダルいだけのものという印象しか持てなかった。
 しかし、今やアメリカンロッド中毒の朕である。
 アメリカのトーナメントで長く活躍し、ラッキークラフトのDVDに於いて、自ら開発に加わったルアーのプロモーション映像で「でも、本当はルアーじゃないんですよ」という発言をした真のバサー、大森貴洋プロが“良い”と賞賛したロッドがコンポジットクランカーだというのだ。
 そして先日、幸か不幸か李立がプラッキングに愛用していたプロキャスターを折っていた。乗りの良いキャスティングロッドは今すぐにでも欲しいところだろう。
 道具の良し悪しを見抜く目も十分に養われている。
 “よし、ひとつこいつに試してもらおう”
 ということで購入決定。

 もう一本はASRS794C。
 日本では取り扱いができなくなってしまったオールスターの在庫が一本だけあるということで、何はともあれ確保。
 “流行のベイトフィネスにも使える”という触れ込みだが、それはどうでも良く、ただオールスターのロッドだというのが購入の理由。

 開封府城外から、開封の中心部までとなると、原付の小黒王だと道中が面倒だが、釣りが絡むと苦ではなくなるから不思議だ。
 そして気付けば散財!
 ロッドやラインは予定通りの出費だったが、スプロのジョイントベイトやスカムフロッグTシャツまで買ってしまった。
 しかし、殉教者として果たすべき務めは果たしたともいえる。

 さて、長い道のりを戻り、根城である多摩川へ。
 李立にコンポジットクランカーを渡し、朕はASR794Sの試し斬り。
 ベイトフィネスといえばこの人の李俊に、「おれもベイトフィネスロッド買っちゃった」と見せて、よくよく見てみたところ、グリップエンドに“TROUT”と書いてあった。
 アメリカのメーカーがベイトフィネス用のロッドなんて作るものか、と思ったらそういうことだったのか。
 一方、コンポジットクランカーだが李立のキャスティング能力もあってか、軽くキャストするだけで気持ちよくルアーが飛んでいくのが見て取れた。
 魚のアタリか、ボトムノックかの判別ができるだけの感度もあるとのこと。
 リップを取り、ウェイクに特化させたフナベイトを試していたところバイトが出る。ナマズかと期待したが…

 残念ながらニゴイ。

 同じ頃、朕はナイスサイズのナマズをヒットさせたが、手前のオーバーハングに引っ掛かりフックアウト。
 バラしはしたが、こんな華奢なロッドでも余裕のパワーと粘りを備えているとはさすがにメリケン竿という感じだ。
 そしてBトリガーのような小型軽量のベイトを気持ちよく投げられるのも気に入った。しかし、この種のルアーをより遠くへ飛ばすならスピニンロッドの方が優れているというのも確かである。
 トップへの反応が無いため、水位が高かったこともありフラットラップをキャストしてみる。

 やはり、ナマズは来ていた。

 やがて光量が落ちる頃、波立つ水面でもアピールするザラを使う李立がトップでナマズをキャッチ。 


 今回はとりあえずの釣果を得ようというエリア選択。
 遠征で受けたダメージの回復、ニューロッドの実釣テストという目的を果たすことが出来、満足しての納竿となった。
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tag : ルアーフィッシング バスフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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