玉麒麟的大功

 5月7日。
 強風。
 キャストもままならぬ強風。
 時間が十分にあり、ボトムレンジ、孤立した複合ストラクチャーへの回遊が堅いこの時期に最悪のコンデション。
 風の干渉がバイトさえもバイトと感じられぬという事態まで起こり、釣りの継続を断念。
 釣りを行うには厳しい状況だったが、こんな日もあるのが自然というもの。
 こんな日は無理して仕事をつづけることもない、と自然は教えてくれる。
 「我々に学ぶ知恵があるのなら、自然こそが我々の師匠だ」という李小龍師父の言葉を、多くのヒト科の動物が理解すべきだろう。

 5月8日。
 この日も昨日ほどではなかったが強風。
 根掛り対策として組んだ超軽量シンカー使用のスプリットショットリグではボトムトレースも容易ではない。しかし、集中力と根気で何とかなりそうという具合の風の吹き方が曲者だった。
 小物釣りの師匠はキャストもままならぬ、ということで早々に撤退。
 李立は、釣りのし難い状況下で、薄いスモールマウスを狙うぐらいなら、いくらかましな条件の場所を見つけ、ナマズを狙ったほうが賢明、と撤退。
 朕はポイントを変えることはあっても、エリアは変えず強風の中ではやり難いフィネススタイルを通した。
 釣れるという確信があったわけではない。
 かつて一日をスピナーベートだけで通したヘボ脱出時代を思い出していたのだ。つまり、徹底してひとつのメソッドをやり通すことで見えてくるものを得ようとしていたのだ。
 結局ノーフィッシュ。
 得たものは、朕には粘りの釣りは向かぬ、ということだけだった。
 やはり、その時々の状況に合せ、イージーキャッチの魚を求めていくというスタイルが合っていると思い知る。

 一方、柔軟に事態に対応していった李立は当然のように正解を得ていたのだった。
130508rcat.jpg

 かつて朕はナマズ釣りの師匠であったが、今では李立の方が、読み、技術共に朕を上回っている。

 5月9日。
 満月大潮のこの日、終日の地下という憂き目。
 そんな日に鰐川で起こったミラクル。
 やってくれたのはバギーのおっちゃん、ぢょん。
130509dbass.jpg

 関東バサー垂涎の50アップ、ラージマウスバス!

 詳細を聞けば、バスを得られたのは必然的な内容であったが、50アップというサイズはおっちゃんだからこそ成しえたものだといえる。

 5月10日。
 朕は引き続き終日の地下。
 一方、鰐川にいたおっちゃんは昨日の釣果は偶然ではないということを示す釣果を得ていた。
130510.jpg

 このエリアのバスの動きを予測し、突き止め、再現。
 しっかりクオリティゲームを行っていたのだった。

スポンサーサイト

テーマ : プロのお仕事
ジャンル : 就職・お仕事

tag : バスフィッシング ルアーフィッシング

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード