突破者たち

 5月3日。
 終日の地下。
 損なわれた過去。
 明日なき今。
 地下から解放されても、くさくさした気持ちは終わらない。と、メールをチェックしてみればにわかに喜び蘇る内容が。
 小潮を攻略し、成功を収めた真理勝者方からだった。
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 李立は多摩川でスモールマウスを。
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 樊瑞は潮回りが悪い時に生きるエリアに入りシーバスを。

 朕もいずれかのバスを得なければなるまいて、と、ようやく気力がみなぎってくるのであった。

 5月4日。
 丸一日の休日とはいえ、最悪の長潮。
 釣れなくもないだろう。
 しかし、月は生き物たちの行動を支配する。
 魔法によって守られた魚たちを釣るのは難しい。
 朕、ぢょん、李立、穆春という必ず誰かが釣るだろうという顔ぶれは揃ったが、過去の好不調を左右するものが何であるかを思い知ってきた者たち。
 良くないとは知りながらも、まったく絶望に覆われているわけでもないということも知っている。
 偶然性に賭けるか、絞りに絞って可能性を信じるか。

 ナマズはより天然の動きに忠実。これは進化の早い段階で完成された種であるためか。
 一方、バスはナマズに比べ、魚類の中では新しく完成された種であると考えられる。行動を左右する要素もその分増えているのではないか。進化の歴史が単純なものからより複雑化してきたという事実もある。
 科学的な根拠があるのかは定かでないが、知り得てきた情報から、飛躍しないことに注意しながら想像してみるだけである。
 正解でも間違いでも構わない。
 要は、釣果を得るための道筋を通しておきたいのである。

 このように考えた末、求めるなら魚影は薄くてもスモールマウスのほうが可能性があると判断。
 この論が当たっていたのかどうかは不明だが、粘りに粘り、遂に李立が魚を得る。
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 40アップ。
 トンデモ、オカルト、はたまた“前にこれで、ここでよく釣れたから”というものに走らず、可能な限り科学的に、客観的に事実を判断していこうという姿勢が功を奏したのだと朕は思う。

 結局、魚を手にしたのは李立ただ一人であったが、上出来の日であったと朕は断言する。

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まだまだ、読み切れてない部分が多いですが、共に解明して行きましょう!
スポーニングに関しては、はっきりと見えてきましたよ

No title

田辺本を読み、ダグハノン本を読み、アメリカンのハウトゥー本を読み、陸っぱりメインながら、ラージマウスに限らず、様々な魚種を釣ってきた。
偶然の爆釣より、読み進めてのイージーキャッチを求めて。
何か掴んだと思っては覆されることもしばしば。
なのにやめられない。
こんなだから、いつかは解明できる日が来ると信じてます。
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dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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