“絶対”の存在

 4月16日。
 やや現地到着が遅くなったこの日。
 というのも、タイドグラフをチェックしてみたところ、帰宅即出発では徒となる時間が長すぎることが示されていたからだ。
 当然、潮の干満がこのエリアにあるわけではない。しかし、常々口にすることだが、潮の干満が何の作用によって起こるかは意識しておかなければならないことだ。
 小潮である。
 潮の動きを見て、月の魔法は弱いが及ぶであろう時間帯から開始。
 現地には李俊、李立、施恩が居て、技術と思考力を備えた李俊、李立がそれぞれ一本ずつスモールマウスを得ていたという、いわば順当な釣果。
 再度、魚がこのコースを通ることを期待しキャロライナリグを投じるが、その後スモールマウスの気配を感じることはなく、やがて迎える夕暮れ時。
 リーダーをFGに組み直し、プラグ、ジグヘッドリグで狙うナマズに備える。

 第一ワンド。
 風向き、ベイトの絡みから、今日は確実に思われ、実際ナマズは目視で四尾確認できた…が、いずれもこちらのアプローチをスルー、あるいはチェイスのみという具合。
 己の存在を可能な限り隠し、コンパクトなキャストで狙いのコースにベイトを通す…ナマ師一号である朕が、多くのナマズを手にしてきた自信のメソッドである。
 これだけの条件を満たしていながら、このフィッシングが失敗に終わるのはもはやタイドに原因があるとしか考えられないという結果である。
 完全に光量が落ちた後も、ミノープラグ、トップウォータープラグで粘ってみたが結局一切の反応を得られることなく。
 やはり、魔法の効力薄く、フィッシュイーターの行動に抑制をかけているのだろう。ならば撤収するのが賢明か、と思っていた頃、一度撤退した李立がこれから下流エリアにナマズかマルタを狙いに行くとの報あり。

 潮回りが良くないときに、強い流れに打開を求める。かつてシーバス狙いでやっていたことを思い出し、ワンドを捨て、下流エリアの李立に合流することにした。

 と、現地へ着いてみれば瀬に再びマルタが集っていた。
 小潮はフィッシュイーターの行動に制限を加えるが、コイ科は基準が曖昧だ。実際、コイ科の魚に対して月が与える影響はどれほどのものかはわからないが、実際そこに居て、興奮状態になっているのは確かなのだ。
 朕も李立も小潮回りのナマズは諦め、確実な釣果を求めキャスト。
130416.jpg

 朕は当り針のスプライトスプーンをコイに持って行かれ、戦意喪失。マルタ一本のみという釣果。
 李立はこの日もニュータイプ能力をいかんなく発揮。わずかな時間の間にマルタ六本、ニゴイ一本、コイ一本という釣果を叩き出していたのであった。
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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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