蛍雪の功

 4月8日。

 連日の李立、穆春の釣果。詳細に語られる李立の状況分析。
 これにより、ようやくまるで見えていなかったスモールマウスが見えてきた。ある程度見えてくれば、凡庸ではあっても経験値はあるベテランの朕にも可能性はある。
 というわけで朕もスモールマウスを本気で狙ってみることにした。

 最初に入ったエリアは打ちたい面にヘラ師が並び、探りきれず、同じような状態のバスが回ってくるであろうエリアへ移動。
 ボトム寄りをある程度スピーディーに探るため、シャッドプラグを使いたいところだが、このエリアの根掛りのひどさは既に聞き及んでいる。
 選択したのは軽めのシンカーを使ったキャロライナリグ。
 どのみち魚が回ってくるまで徒にキャストすることが求められるのだから、ハードベイトだろうがソフトベイトだろうが関係ない。いかにロストせずリトリーブできるかだけだ。
 そして、今のバスの状態と全体的な魚影の薄さを考えれば、アピール力は重要なファクターと考えられるので、ルアーはボリュームや動きのあるものを用意した。

 キャロライナリグのドラッギングは、ジェイ・イエラス曰く「攻撃的なバスでも、活性の低いバスでも両方釣れる」とのことだし、このリグの利点は重々理解しているつもりだ。
 場所によってはシンカーの重さが災いして回収不能の根掛りを起こしてしまうことがあるが、プラグのそれに比べれば軽微なものだ。
 最初はボリュームはあるが、インパクトの小さなアクションエアテールの6インチで探りを入れてみた。しかし、無反応の時間が続く。
 視覚情報と穆春が得ているバイトからすれば居ないはずがない。
 長さがあっても細身では弱いのか?と、ウルトラバイブスピードクロウにチェンジし、程なくするとバイトを得る。
130408d.jpg

 しかし、どうだろう。
 ルアーのアピール力が魚を呼ぶ結果となったのか、ルアーチェンジのタイミングと回遊のタイミングが偶然合って釣れたのかは定かでない。が、自分の中ではフィネス寄りの攻めでもアピール力は重要という仮説が出来た。ここしばらくの期間の基軸となるものである。

 その後、二回バラしていたが、いかんせん絶対数が少ないという感じは否めず、夕刻が迫り、始めからナマズ狙いの李立が合流してきたこともあり、ナマズ回遊ポイントへ移動。

 ナマズ回遊ポイント。
 諸要素が満たされていて、二尾のナマズが目視できたが、キャロライナリグの使用を第一に設えたジグロッドでは攻め手が限られ、朕は攻めあぐねてしまう。
 そしてナマズは来てはいたが、勢い盛んというほどでもないように感じられた。
 やがてサイトフィッシング不可能な光量となった頃、皆それぞれにあの手この手を試していたところ… 
130408r.jpg

 チャガスプークを使う李立がナマズを得る。
 スモールマウスを得た朕と、短い時間のうちにナマズを得た李立はリラックスモードで「さあ、ナマ師三号、あとは君だけだ」と焚きつけたところ程なくして、またやってくれた。
130408b.jpg

 ミノープラグでフナをバイトに至らしめる。
 バギーのおっちゃんといい、穆春といい、この種のあっと驚く釣果を出す引きの強さを持っている。
 「さすがおっちゃん二世だな」と、朕と李立は感心していたが、どうも本人はナマズかスモールマウスを釣りたかったようで、やや不満の面持ち。

 何はともあれ全員が結果を出せたのだから良しとしようじゃありませんか、ということでこの日は撤収。
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tag : ルアーフィッシング 多摩川

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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