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到来

 3月1日。

 予報通り気温は上がり、久しぶりの温暖な日がやってきた。
 風は強いが冷気は無く、南東、或いは南からの風。
 これは期待が持てる。

 地下からの解放後、何はともあれ現地へ急ぐ。

 現地には既に、李立と穆春が到着していて、李立がファイト中。テトラに巻かれ苦戦の末寄せてみれば、スレ掛かり、バッドネイチャーのコイ…。
 
 朕と李立は、この温暖な風の吹き付けるフィーディング発生条件を意識したシャローエリアを打つ。
 しかし、強い向かい風の中、朕は満足な飛距離を出せず、技能で優る李立は十分な飛距離を出していたが反応は得られていない。
 風と流れ、上昇傾向の温度が生み出すベストのポイントをしっかり絞っていかなければならないようだ。
 カバーに入り込んだベイトフィッシュは見えず、波立つ水面からは水中を窺い知ることもできない。しかし、こんな時でも100%の信憑性は無いが、魚食鳥の存在がベイトの溜まる場所を示す指標となる。
 キャストの手を休め、もう一度一帯を見回してみる。

 風が吹いたらスピナーベイト、というわけでもないが、食物連鎖発生条件を備えたポイントはテトラ帯が絡むため、朕はこのような場所でもストレス無く攻められる、スナッグレス性能の高さを活かし、丁寧かつスピーディーに攻められるスピナーベイトを選択。
 通常、バス狙いのとき朕はトレーラーをつけない派なのだが、今回はナマズ狙い。バイトする部分をバス以上に明確にしておく必要があると考え、ズーム・カーリーテールをトレーラーにした。
130301cat1.jpg

 ここではないかと思われるコースをトレースし、ナマズはストライクしてきたが、トレーラーをつけたからよかったのか、つけなくとも条件の揃ったポイントを通せばストライクしてきたのか、そこまでは判定できない。

 この一匹でおおよその傾向は理解できた、と言っても大言壮語などではないことはゲームフィッシングを知る者なら、当然、と頷けよう。

 同ポイントでの連釣は無さそうだということはキャストを続けていればわかること。
 周辺の自然条件の動きに目をやりながら、神経はリトリーブに集中、ということを繰り返しているうちに見えてくることもある。
 無駄打ちのようで、無駄にはならないキャストだ。
 
 朕と李立は次なるベターを求め、風の動きを気にしつつじっくり打つべきポイントを探す。
 やがて風向きが変わり、求める条件を備えたポイントも変わる。
 しかし、ポイントが手前のテトラ周りであることは変わらない。こうしておおよそのポイントは絞られ、この一帯を流すべしと定めた頃、最初のポイントと次のポイントの間を打っていた穆春にヒット。
130301bokusyun.jpg

 目利きに関してはまだ信用ならない穆春だが、魚釣りの腕前はしっかりあり、引きの強さを持っている。こういう者にレアリスという信頼の置けるベイトをくれてやったのは正解だった。

 一方、風向きの変化と流れによって生み出される食物連鎖発生条件を追った朕と李立は…
130301cat2.jpg

 読み通りのポイントで朕が一尾追加。
 ここで朕は粗方満足できていた。

 結局、この日の釣果は温暖による上り坂にもかかわらずこの程度だったが、朕と李立の釣果に差が出たのは腕の差ではなく、朕が予測される状況に対応する方法を長年の経験で熟知していて備えていたことにある。

 久しぶりに納得行くゲーム内容に満足し、帰ってみればメール着信。
 珍しくノーフィッシュだった李立が釣果を得たという。
130301frog.jpg

 見れば、何とワームを銜えたリアルフロッグ…この温暖で地上に出てきたのだろう。
 やっと、辛い冬に終わりが見えてきた。
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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