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「ジョージ…こんなところで何をやってる?」「住んでるんだ」「何か思い違いをしてないか?ここは家じゃないぞ」

 7月25日。

 新河岸ドブに比べれば、濁りが入っていようと多摩川は清流である。
 連休中の土曜日ではあるが、先程まで雨が降っていたので登戸にそれほど釣り人は来ていないだろう。
 ベイトがいなければ修羅の降臨は200%無い、ということで直でポンスキーロードに入る。
 雨がから降ったようで、希望の中洲の大部分が水没していた。
 ナマズラリーなまず魚釣りはウェーダー履きで行われるので水没箇所も気にせずに進行可能である。
 本流を見れば、濁りの色は良い感じだが、流れはただ抜けて行くだけの状態になっている。
 五本松対岸まで来てみたものの、本流はやはり釣りにならない状態であると判断し、降臨跡カバー帯の様子を見に行くことにする。

 降臨跡。
 いつの間にか、バス停や商店などに設えられるベンチが置かれており、そこに歯抜乞食が寝ていた。オペラ座を追放されてからというもの、住居が定まらず、天敵の影に怯え、浮浪の日々を送る様が度々目撃されていたが、遂に新しい住まいが定まったようだ。
 ジャイババ、ババ姫、全作などといった強力な天敵が現れてしまったらどういう行動を取るのかはわからないが、ひとまずここで“オレは負けてねえ”ことにしていくつもりなのだろう。
 追放者の執念のことはともかくとして、護岸の一部が水没するほどの増水とこの濁りならばカバー帯が力を持つはずと流しているうちに、狸島ワンドがワンドから瀬の落ち込む大きな緩みに変わっているのが気になったので、狸島に行ってみることにした。

 増水が狸島に新しいポイントを作った。
 今ならアオミドロに覆われていたワンド内の水も生き返り、強い流れから避難してきた魚の拠り所になっているはず。
 そして光量が落ちると、にわかに出来た瀬周りから捕食音が聴こえてくるようになり、そのうち一匹をキャッチ。
 ○回連続ボーズなし!への道を再び歩み出すことができたことと、空腹を感じていたので帰ろうとしたところ、来る時は渡れていた瀬の水量が増えていて長靴への浸水は避けられない水深になっていた。
 ならば明日も休日だし、水量が減るまでナマズラリーなまず魚釣りのごとく粘り、とことん釣ってやろうかと肚を据え、キャストをしていたところ、突如花火が夜空を照らし轟音を鳴り響かせ始めた。
 終わった。
 これで釣果を得るのは不可能になり、浸水覚悟の撤退を余儀なくされてしまう。

 濡れた左足を引きずって降臨跡に戻ってみれば、歯抜乞食はまだベンチで寝ていた。
 ふと、『デビルズリジェクツ~マーダーライドショー2~』で、ワイデル保安官が見た悪夢のシーンを思い出した。
 
 ※マー語
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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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