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レクイエム0720

 7月20日。

 年間ナマズ釣獲数百何匹などといって数字を追ったところで、ただ毎度同じ場所で長時間ルアーを投げ続けただけの結果であるなら何の意味も無いし、興など湧きもしないはずだが、ナマズラリーなまず魚釣りはこれが出来るのである。
 「狂ってない人生などつまらんよ」と、朕は聞いたが、自らを狂ってるなどと称する者に限ってつまらないやつだというのが相場だ。
 ということでポンスキーロードに入る。

 ポンスキーロードに自転車は無かったが、公孫戍の自転車があった。
 希望の中洲、ナマズラリーなまず魚釣り旧入水点に公孫戍を発見。
 「ちわ」
 ナマズラリーなまず魚釣りゆかりの地では、やはりナマズラリーなまず魚釣り式の挨拶が相応しい。
 時折ボイルが起こるというので観察していると、手の届く範囲で起こるのが確認された。
 これならば、ということで朕も手を出してみることにしたが、タイミングが測れず、手の施しようが無い状態が続く。
 合間、聖人君似がおかんむりでありながら御機嫌うるわしくあらせられることが伝えられる。このような境地に遊ぶことがお出来になるのは、夏侯章が被剥の妙を極めた至人だからである。
 ボイル発生を窺いつつ、主君の徳について論じ合っていることろに、鄒衍と恵施が現れる。
 朕は先日のBブリングへの返礼として、チャガースプークを鄒衍に納めた。
 ナマズを狙うなら、ナマズ用ルアーよりチャガースプークの方が断然良いと説く朕だが、その理由をあれこれ述べるより、実際に使ってもらったほうが早いというわけである。
 鄒衍と恵施は五本松対岸に向かったが、朕はしばしここでスモールマウスの観察を続けてからナマズ狙いに移行することにした。
 捕食はこちらが追跡できる程度に長く続くようになり、公孫戍に一度アタったとかバレたとかそんな話はあったものの、ルアーへの反応はそれきりだった。
 もしかしたら捕食を行っている個体は一匹だけなのかもしれないと思われたので、朕はここでスモールマススを諦めることにした。
 スモールマウスのことはわからないが、今日はナマズの釣れる可能性が非常に高い日である。
 「おめえ何でそんなことがわかるんだよ!」と、修羅にキレられてしまいそうな物言いだが、天象を視て現状を知ろうとすれば理解できることなのだ。
 「お疲れえ!
 と、伝説三輪式を決めて公孫戍と別れ、朕は五本松対岸に到る沿岸の様子を見て歩くことにした。
 視界の利くうちに川の様子を見ておくことは、たとえ釣果を求めるのが夜間であったとしても欠かせないことである。
 たかが釣りであっても、朕は兵法家の術に学んでいる。
 孫子はこうもいう。
 戦を始めてから勝ちを求めるのは敗戦の将の為すことである、と。
 王倫氏や三輪氏、アナザー氏の他、諸々の未満人が、長年ルアーフィッシングに親しみながらいつもほとんど釣れていないのはこのためである。
 「オレはよお、釣れなくてもフィールド立ってルアーキャストしてるだけで満足なんだよ」と、本当に心から思っているのなら「楽しみ方は人それぞれでいいじゃねえか」で済むが、内面の真実は決してそうではない。

 結局朕も五本松対岸に落ち着いた。
 最近ナマズが釣れるようになっている恵施ではあるが、この場所で釣れそうなベイトはシャッドテールワームしゃ持っていなかったので、朕は是非釣ってもらうために、フラットラップ8を譲った。
 朕は食いきらないニゴイの反応に悩まされていたが、瀬上流部を打っていた鄒衍がナマズをキャッチしていた。
 見慣れないカラーのミノーだったので、どこぞの希少品だろうかと興味を持って尋ねてみれば、何のことはない、ただのTDミノーだった。
 日没を迎え、恵施が撤退。
 「何だ、諦めるのか。おめえには根性が無え」と、伝説三輪式で送り出す。
 日没後、瀬周りのベートの気配が消え、反応も出なくなる。
 水量が減っているのが原因かもしれない。
 そこである程度の規模のベイトの群れが確認されていた、2020年ナマズラリーなまず魚釣り会場の様子を見に行くことにする。

 2020年ナマズラリーなまず魚釣り会場エリアには緩い瀬のような箇所がある。そこにベートの波紋が見え、ナマズらしき反応も得ることが出来た。
 フッキングには到らず、バイトが止み、諦めようとすれば再びバイトが出だしという具合で帰るに帰れず、そうこうしているちにようやくウェイキングミノーでフッキングが決まった。
 間を置かず、鄒衍がチャグペッパーで70超えかと思われるナマズを掛けていたが、これはアタったとかバレたとかそんな話に終わり、遂に集中力が切れる。
 思っていたように釣れなかったのは残念だが、後のことはナマズラリーなまず魚釣りにでも任せておけばよかろう、とポンスキーロードに戻ってみれば、まだ自転車は無かった。
 2020年ナマズラリーなまず魚釣りの展望は暗い。

 ※マー語


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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