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シギンクロック

 7月3日。

 丸一日釣りに興じられる時間があるのなら、朝から晩までとか、夜通しでということも可能ではあるが、そうしないのは釣れる時に釣りをしたいからで、下見に相当する作業は既になされているためだ。
 長くルアーフィッシングに親しんではいるが、初代伝説のように、
 「オレはよお、釣れなくてもフィールド立ってルアーキャストしてるだけで満足なんだよ
 の境地には到れない。
 あの修羅でさえも足下に及ばないほど釣れないベテランともなると、言うことだけはより一層立派になるものだ。
 というわけで、夕刻に希望の中洲に向かった。

 もういい時間帯に入っているはずだが、ポンスキーロードに自転車は無かった。
 小雨程度の雨でもナマズラリーなまず魚釣りは開かれないものなのか。ラリーと銘打っておきながら案外ひ弱いものだ。

 狸島から順繰りに釣り上がっていく。
 狸島瀬周りに生命感は希薄。
 瀬の中にアユは入っているようだが、ここから釣れる魚を見つけるのは難しく感じられたのでナマズラリーなまず魚釣り旧入水点に移動する。

 ポイントには張良が居た。
 今はこの通り何も無いが、少し前にスイムベートとペンシルベートで40クラスを二匹キャッチできたとのこと。
 しかし今は平穏であるため、朕は程よい時間に五本松対岸に入れるようにと、沿岸の様子を見ながら上流側に進んで行った。

 五本松から吟じる音が聴こえてくる。
 五本松にはミュージシャンが多いが、彼らは握手するものなのだろうか。
 ベートフィッシュが入ってくる様子は見られていたが、ナマズの姿は見えず、ボイルも起こらない。
 ナマズかスモールマウスのどちらかが釣れてもおかしくない状況に見えるが、何も起こらないのは水温が下がったからなのだろうか。しかしそれを釣れない理由にしてしまうにはまだ足りない、と、リトリーブコースを変えたり、ベイトのタイプを替えながら粘ってみたところ、ようやくナマズがヒット。
 どうにか、やっとの思いでキャッチ出来たという感覚から、ここで集中力がぷっつりと途切れ、納竿とした。

 ポンスキーロードに戻ってみれば、やはり自転車は無く、ラリーという呼称の大仰さを知るのだった。


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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