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ナマズラリラー

 5月31日。

 この日は丸一日の休日。
 少し早めに出て登戸全域の今を見てみることにした。
 降臨跡に着いてみれば、早速歯抜乞食が横たわっているのを発見。
 家族連れが釣りを楽しんでいる真後ろで、ここはオレの土地だといわんばかりに寝転がっていたのに、朕の姿を見るやそろりと立ち去って行った。
 何か疚しいところでもあるのだろうか。
 自らこしらえた数々の天敵に怯えながらもこの土地に執着する根性は、何かと根性を口にしていた修羅が見習うべきものであろう。猫をだしに仲間を作ってはその度に嫌われて追放されてしまっても、また同じ挑戦を続けるのは根性以外の何物でもない。
 いつもの場所で下野さんが頑張っているのが見えたので、話を聞こうと韓流ポイントに向かう。
 新しく出来た水門周りは予想通り人気スポットになっており、常に釣り人が居る。
 覗いてみたところ、ただ深く掘られているだけで水も動いているようには見えず、魚の姿も見えずで、季節的に無い場所にしか見えなかったが、何かあるのかもしれない。
 小雨交じりの天候のためか、訪れる人の数に対して釣り人は少なめ。数が少ないとはいっても晴天の日曜日と比べてのことで、修羅の捕食には十分耐えられるだけは居るのが登戸のポテンシャルだ。
 韓流ポイントに来てみれば、下野さんだと思っていた釣り人はまったくの別人だった。
 堰からもうひとつの降臨跡を見れば、つい最近まで、入れる隙間も無いほどにルアーマンで溢れていた護岸が閑散としていた。
 結局、誰かが釣れたと聞いたポイントに来てはルアーを水に浸けているだけなので、釣れず、ここは釣れないという話になって誰も来なくなったのだろう。
 この間、有力なポイントを見出せなかったので狸島に行くことにする。
 と、復路。
 相変わらず新水門に固執しているルアーマンが居たので、その理由を探ろうとマグナムトーピードーを放ってみた。
 ルアーは引き込まれもせず、押し出されもせず、着水点に定位したままである。やはりこの時期ここは無いと朕は捨ててしまったが、常にルアーマンが着く場所なので、本当は何かあったのかもしれない。
 
 ポンスキーロード入り。
 自転車は無かったが、公孫戍の自転車があり、旧ナマズラリーなまず魚釣り入水点に公孫戍を発見。
 「ちわ」
 ナマズラリーなまず魚釣りの地に相応しい挨拶をし、朕は登戸一帯の様子を報告した。
 今日も希望の中洲沿岸は魚の往来が多く、バスやコイの捕食を見ることができたが、攻略することができないまま時間が経過して行く。
 やがて事態に進展が無いことにしびれを切らした朕は五本松対岸までを見て歩くことにした。

 希望の中洲から五本松対岸まで、岸辺の至る所にベートフィッシュの大群が見られていた。しかし、魚は居ても捕食は起こらず、ルアーを引いても反応が無い。
 本流と激浅のフラットが離れていることと、光量のせいだろう、ということで旧ナマズラリーなまず魚釣り入水点に戻ることにする。

 旧ナマズラリーなまず魚釣り入水点に戻ったところ、朕がナマズラリーなまず魚釣り式ランガンをしている間に、公孫戍はシンゴベビーシャッドでスモールマウスを一匹釣ったとのこと。
 30台だったというので、朕は「ああ、そのサイズかあ」と、イイ匂いな唾で応じた。
 頻度は少なく、時間は非常に短いものではあったが、捕食は起こり続けていたので光量が落ちるまで粘り続けた。
 自ら潰したポイントの魚を釣ろうとしていたテクニシャンも去り、いよいよバイトが出るようになるか、と期待したが、好転することもないまま、更に時間が経過。
 上流側にウェーダー履きのルアーマンが現れる。
 入水されて魚の往来が断たれることを恐れ、様子を見ていたところ、どうやらナマズラリーなまず魚釣りが開催されたかのような気配。
 ナマズラリーなまず魚釣りなのか、ただルアーを水に入れているルアーマンなのかはっきりしないまま、偏光グラスが効かなく光量になったところで公孫戍は撤退。
 朕は五本松対岸を目指すことにした。

 五本松対岸に向かう途中、公孫戍より「ナマズラリーなまず魚釣り絶賛開催中!」との連絡あり。
 入水してはただルアーを水に入れるナマズラリーなまず魚釣り式ランガンで接近されてはたまらない。これにより、朕はこれまでのゆるりとした歩を早め、影響が及ばないうちにポイントに入った。
 瀬落ち込みにナマズが入って来ているのは確かで、追いを見たり、ルアーに触れないバイトは出ていた。
 しかし、鈍いという感触のまま時間が経過し、続けるに値する情報は得られなかった。
 この先はとりあえずの手数を増やし、偶発的に釣れることを期待する釣りしか残されていないが、それは今まさに行われているナマズラリーなまず魚釣りにでも任せておけば良い。

 帰宅し、明日のためのタックルを準備している頃、鄒衍すうえんより、隅田川で三匹のシーバスをキャッチ出来たとの報あり。
 機は瞬く間に去り、これきりだったとのことだが、伝説三輪式自慢権は維持できている。
 新川で釣ったことのない大したことのねえ者が、新川で鍛えた伝説三輪氏には到底得難い釣果を得続けているのはどういうことなのだろうか。
 いかに勝ち組になろうとも、卒業するならきちんと釣ったうえでしたいものである。


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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