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祭祀前

 5月4日。

 一年が経つのはまことに早い。
 明日は五月五日。
 太陰暦と太陽暦の違い、また、国ごとに暦法は違っていただろうが五月五日は孟嘗君の生誕日である。
 戦国四公子の中でも特に魅力的な人物で、朕もかの時代に生きていたならなにがしかの藝を修めたのち、かれの食客を目指したことであろう。
 私的な思いはさておき、公的には昨年より五月五日は登戸界隈の住人にとって特別な日となった。
 修羅の再降臨記念日である。
 昨年は李俊と張横が奇蹟の時に立会い、伝説人に触れるという栄誉に服していた。
 三輪氏曰く、五年ぶりに来たとのことらしいが、それは誤りで、実際は二年と五ヶ月ぶりである。
 しかし、数字の差異はここでは問わない。この事跡によって、橋下の主宰が誰であるか改めて示されたことが重要なのである。

 再降臨一周年を翌日に控えたこの日、いつものように夕刻に入ってから多摩川に向かった。
 既に人が捌けている時間なので、降臨の有無は確かめようがない。
 水位は昨日よりやや下がっていたが、ベイトフィッシュは今年見てきた中で最も多く、中潮だということもあって、今日の釣果を確信する。
 マルタ、ニゴイを見たのち、ルアーを追うライギョを見る。
 今宵釣れるはナマズか、はたまたスモールマウスか、魚食モードの巨ゴイかもしれない。もちろんもうひとつの伝説同様、釣れるなら何でもです、だ。
 日没近付く頃、修羅との釣行経験もある大先生の紅蠍よりメール着信。
 新河岸ドブでスモールマウスをキャッチし、再び○回連続ボーズなし!への道を歩み出していた。
 ベビーシャッド50で釣れたとのことなので、朕は「オレもスピニング持ってくればよかった」と、スピニングタックルにしたところで所詮は釣れない人の唾で応じた。

 光量が落ち、偏光グラスが効かなくなってくる。
 ブレークラインを徘徊するナマズには手を出さず、二匹、三匹と素通りさせたのち、通過、停止が予測される場所を狙える立ち位置に移動してキャストしていれば一匹ぐらいは釣れるという目算で臨むのが常法だが、この日は徘徊個体は一匹しゃ見ないままここに至ってしまった。
 水位の減少は昨日に比べてやや減ていどだが、その行動経路を変えてしまうほど影響が大きいということか。
 しかし、潮回りの良い日であり、ベートフィッシュの多さはこの時点でも視覚から知り得るほどである。
 単にタイミングがずれているだけのことかもしれない、と集中力を保ち続けていたものの、遂に何事も起こらぬまま下げ止まりの時間が来てしまった。
 「多摩川で二回連続ボーズなし!」の状態にしておいてから修羅の降臨を迎えたいところではあったが、成らず。
 もし明日、伝説三輪氏が降臨するならば「何だ、釣れなかったのか。だらしがねえなあ」と罵られてしまうだろう。

 ※マー語

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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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