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西楚歌

 4月9日。

 昨日、隅田川でシーバスをキャッチしていた鄒衍。
 ○回連続ボーズなし!の回数をまた伸ばす。
 新川で釣ったことのない、大したことねえ者の方が、これまでに正解はやり尽くしてきた者が絶対に及ばない釣果を出している摩訶不思議。
 朕も伝説三輪式自慢権獲得の第一歩を踏み出すため、夕刻に貧乏長屋を出た。

 まずはマルタ第二陣の動きが気になる足マンキー場下に入ってみる。
 見れば第一陣が最も盛んだった瀬に釣り人が一人居るのみ。
 どのみちあの瀬は朕には攻略不可能なので覗くこともせず、第二、第三の瀬へ。
 マルタの泳ぐ様子は見えなかったが、探りのキャストにマルタがバイト。アタったとかバレたとかそんな話ではあったものの、まったく居ないわけでもなさそうだ。
 光量が落ちれば動きが見られるようになるかもしれない、と待ってみたが進展は見られない。
 第二陣の到来を報せてくれた淳于髠が来ていれば、「おめえが良いっていうから来てみたけどよお…釣れねえじゃねえか!」とブチキレて、釣れないのは自分がヘボいためではないと思い込むこともできたのだが、それができない以上、自分の至らなさゆえと認めるしゃない。
 上流側、もうひとつの降臨跡に何人かの釣り人は居たが、入れる余地は十分あるように見えたので移動してみることにする。

 もうひとつの降臨跡。
 強い南風に寒さを感じる。
 対岸流れ込みにマルタの姿は見えず。
 また、遠投すればラインが出切ってしまうことと、冷たい風の割には水が冷たくないという感触だったので、ロングキャストをせずともシャローを打てる降臨跡に移動することにした。

 降臨跡。
 波立つ水面、暗くなりかけているとはいえ視界の利く光量。
 これはスモールマウスを狙えるか、とレアリスバイブ、リッジで一流ししてみるも反応は無い。
 ならば風が直に当る狸島はどうか。
 狸島岬に入り、岸際をスーパスプークJr(消音加工済)で流してみたところ、ナマズの追いを見る。
 バイトにまで至らないのはレンジが違っているからかもしれない。底を叩かない程度に潜るフラットラップなら、とキャストを続けているうちにバックラッシュ。
 バックラッシュを直し、巻き直していたところ、PEに組んだラインシステムだからこそのトラブル発生。
 この頃になると周囲は暗くなっており、ラインがどんな状態になっているのかが見えず対処に手こずる。
 しかし、朕は伝説三輪氏のようにこれまでに正解はやり尽くしてきた訳ではないが、ベテランの領域に在る釣り人である。この程度のことでうろたえたりはしない。
 のんびりでんと構えて、ナマズラリーは開かれるのかを見ながら結び瘤を解いてやればいいさとやっていたが、その間に風向きが変わり、小雨がぱらつくようになる。
 雨だけならば、修羅には無いと馬鹿にされた根性を出せば済むが、風向きが変わってしまっては魚の動きを追うことが出来なくなってしまう。
 伝説式自慢権獲得が遠退いてしまったことにより、朕は覇業を遂げられなかった項王のことを思い出し、「時、利あらず」と口ずさみ納竿とした。

 ※マー語

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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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