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仲秋の名月

 3月10日。

 雨は降り続けているが、暖かい雨だ。
 この天候ならさすがにもうひとつの降臨跡もフォロワーサンの類はたからないだろう。できることなら早めに出かけたい。
 そうは思いながらも、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気の前にはどうにもならず、一寝入りして夕刻の出発となった。
 人の命は安いとオブラートに包むことなく言っていた時代にはヒロポンなるものが売られていたようだが、今は無い。庶民の命が安いのは今でも変わっていないというのに。
 法治とはいうものの、誰かのための法であって、万民のための法ではないのが現実だ。
 
 かくして、目覚めてみれば鄒衍すうえんより、もうひとつの降臨跡にフォロワーサンの類は皆無との連絡が入っていた。
 迷わずもうひとつの降臨跡入り。
 ポイントには鄒衍すうえんの他は周通しゅうとうが居るのみ。
 相羽リグで周通が6匹、鄒衍が1匹のスモールマウスをキャッチ出来たとのこと。
 ライブベートフィッシングは手間こそかかるが、「自分、根っからのバサーなもんで」とカッコつけていながらいつも釣れず、結局「オレだってちゃんとやってるよ!」と泣いてしまうぐらならやってみた方が良いのだ。
 適度な濁りが入り、光量も抑えられた今の状況ではルアーでも釣れるかもしれない、とルアーをあれこれとこねくり回してみる朕だったが反応を得られず。

 雨の影響で増水しているものの、対岸流れ込みの流量は貧弱なままだ。
 それでも相変わらずルアーでは反応を得られないでいたので、日没を機に対岸流れ込みを狙えるポイントに移動することにする。
 水門からはドブ水が流れ出し、流下ゴミが目立つようになってくる。釣りにならないほどではなかったので続けていたところ、周通がペケニシモながらスモールマウスをキャッチ。
 更にマルタを3匹追加。
 周通はこの日、スピニングタックルでやっていたので、朕は「オレもスピニング持ってくればよかった」と、スピニングタックルで来たところで然るべき処を打てないために所詮釣れない雉族の汚ねえ唾を吐いた。

 鄒衍と周通が撤退した後も残留し続けてみる朕だったが、結局「多摩川は見えてくるものが無いのう」の伝説三輪状態から抜け出せず、バカ釣りの領域に踏み込む前に諦める。
 ちょっくら行って来ますかな。
 いかにも余裕のある風を気取るより、ボーズを食らっても自分がヘボいためではないと思い込める伝説式保険を用意して臨むべきだった、と後悔した。
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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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