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ルアー水

 1月26日。

 ザ・タックルボックスの実店舗を見に行くので釣りという低レベルな競争を休んでいた昨日のこと、水門前にフォロワーサンの類が蟠踞することが容易に想像できる週末のもうひとつの降臨跡で鄒衍すうえんがナマズをキャッチしていた。
 「何だ、ナマズか」
 バスの釣れない根っからのバサーが吐く汚ねえ唾も、「釣れるなら何でもです」な、何も釣れない伝説人の金言の前には屁でもない。

 さて、ただの一日ワークを怠っただけなのに早くも久々感のある多摩川へ。
 日曜日のもうひとつの降臨跡はフォロワーサン、餌釣り師、散策人がひしめきあう事態になっていることが想像できるので、先日立てた予定通り、宇奈根ガム子ンショーン前に向かうことにした。
 気温低く、朕が御就寝の間に雨の降った形跡があり、厳しい環境になっているような気もしたが、風は無く、釣り自体はやり易そうなので躊躇はしなかった。
 「もしかしたら釣れるかもしれねえじゃねえかよお!
 修羅泣きの雄叫びを胸に、貧乏長屋を出る。

 もうひとつの降臨跡を覗くこともせず、直接宇奈根に入ったのは修羅が天敵の存在を気にしないで捕食が行えるようにとの配慮からである。
 川原に入ってみれば、フライマンの一団が立ち込んで、ごついタックルでの遠投を行っていた。
 ここで何かしらの巨大魚を釣ろうとしているのなら、こっちにもチャンスがあるかもしれない、と希望も湧くが、おそらくただのキャスト練習だろう。
 この日もボラの回遊は見えていたが、浅い水深にナマズもライギョも見えなかった。
 浅い水深は捨て、水深のある場所、流れの当るカバーにルアーを通していく。
 丁寧にやっていけば、ライギョは無理にしても、スモールマウスやナマズの反応は得られるはず、と、からしつこく続けていたが、バイトの感触を得られないまま光量が落ちてくる。
 もしかしたら、これからがプライムタイムということもあるかもしれない。しかし、何も掴めていないまま粘るのは辛いということで、魚の棲息が確実なもうひとつの降臨跡に移動することにした。

 もうひとつの降臨跡。
 水門前にはフォロワーサンではなく下野さんが居た。
 久しぶりに入ることの出来たカバーのポイントで数投。
 まだ明るい時間帯であれば執拗に打ち続けたかもしれないが、光量的にカバーへの依存度が疑わしく感じられるようになっていたため、すぐに捨てる。
 下野さんはこのスポットへの未練を捨てられずにいたが、朕は時勢を得た釣りを求め、なだらかな台地と呼ぶポイントへ移動した。

 移動した先には恵施が居た。
 恵施が教えを乞うてきたので、ならば釣らせてやろうと大いに顎をしゃくる朕だったが、残念ながら恵施にはまだその素養が不十分だった。
 また、しゃくった朕も捉えきれず、JCDを投げ切らせたり、感じたバイトも次へは繋げられず、と修羅ほどではないにせよ、ヘボっぷりを晒すことになってしまった。
 恵施撤退後も続けてはみたものの、結局ノーフィッシュに終わる。
 少ないながらも口を使う魚は居たが、要所を衝くことが出来ず、ただルアーを水に浸けていただけの日となった。

 またしても○回連続ボーズなし!の伝説三輪式自慢権を得損ねてしまった次第だが、今日はスピニングタックルも持ってきている。
 使用リールはフリームス。
 よって、フリームスクラスのリールだと、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなったと言い張れば、これまでに正解はやり尽くして来たベテランとしての面目は保たれた気になれるのである。
 釣れなかったのは自分がヘボいためではなく、道具に問題があったからだ。
 伝説三輪氏が涙と引き換えに残してくれたものに、釣り廃人として心から感謝している。

 ※マー語
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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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