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相手は大したことないただのチンピラで、ナイトクラブの用心棒だと聞いてたから油断しちまった的気分

 12月3日。

 この日、大先生の紅蠍が、ドル映画とスゴイクイックを携えて多摩川に来るという。
 朕は北狄の生まれではあるが、心は斉人である。礼物を持って訪れる楚人を田舎者然として迎えるわけにもいくまいということで、不発の人間核弾頭という位置付けを決定的なものにした衝撃のドル初主演作『レッドスコルピオン』と、5匹購入したはいいものの、結局、使いどころがわからねえと持て余したリストラップ5を2匹を返礼の品とし、会盟の地である宇奈根に向かった。
 会盟と記すのは我々が諸侯を気取っているためであり、それでいて王を僭称することさえしないのは、まことの王が誰かを知っているためである。

 宇奈根に到着したところ、ちょうど紅蠍も到着し、礼物を交換。
 待ち望んでいたスゴイクイックを得る。
 バナナ野郎のヤマモトの世話にはなりたくはないが、小型で水平寄りの浮き角度にしてキャスタビリティーに優れ、流れの中でもまあまあ使えるペンシルベートはこれぐらいしゃ知らないので止むを得ない。
 今の時期に特に必要なものでもないし、ノーマルではラトルがうるさくて使い物にならないが、もうひとつの伝説同様「釣れるなら何でもです」な朕には欠かせないベイトのひとつなのだ。
 対岸では余計な人の所業が川を荒らしている。
 河川の整備とは聞こえはいいが、実際は天のもたらす調和の妨げである。妨げるのだから報いを受けるのも当然である。
 『リトルトーキョー殺人課』でドルは言っていた。
 「ケイサツカンヲフタリモコロスノワヨクナイ」
 と。
 同様に、自然界にやたらと重機を入れたがるのは良くないのである。

 長竿の餌釣り師が調子よく魚を掛けていたので、魚の数は多いのだろう、と日没までキャストを続ける。
 が、結果むなしく、アタったとかバレたとかそんな話も無いまま終了となってなってしまった。
 但し、嬴式釣法に則るのなら、3ロスト、ノーフィッシュ。或いは3バイト3バラシとなり“アタりがあっただけマシ”的なアピールは可能だ。
 何のことはない、ただ擦れ掛かりしたコイの鈎が外れただけのことなのだが…。

 さて、ノーフィッシュに終わり、
 「おめえが良いって言うから来てみたけどよお…釣れねえじゃねえか!
 と、泣いてブチキレられることを恐れなければならない場面になったわけだが、特に何事もなく解散できたのは礼物が功を奏したのである。
 それだけでなく、伝説人たちのように、いつも釣れていないというわけでもないので「釣れなくても関係ありまっしぇ~ん」と、泣かずに帰ることが出来たのだった。

 ※マー語

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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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