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糞の連鎖

 9月14日。

 昨日、カウントダウンラパラのジョイントモデルを買った。
 イトウに効くという。
 特にイトウを釣りに行きたいというわけでもないがビッグフィッシュ狙いに有効なようだし、伝説式保険としても使える。
 かくして「今日はジョイントラパラでナマズが釣れるかの実験」と唱え、登戸に向かった。
 猫肉骨粉劇場の閉幕により、オペラ座に用は無くなった。降臨跡は魚を寄せる力が弱い上に修羅の降臨も望めない。
 もとより今日は登戸エリアでの釣果を求めてはいない。
 登戸に行くのは我が主君のおぼえめでたくしておきたいがためである。
 そろそろ主君は韓流にお見えになっている頃だろう。

 韓流ポイント。
 手マン対岸に下野さんを見るもこことは距離を隔てているので伝説式の礼は控え、一瞥するに止める。
 上流側に進んでみると、ケーポップに主従を発見。
 「ちわ」
 近頃流行りの不遜なる礼を以って挨拶とする。
 礼に流行を取り入れるというのはどうかという向きもあるが、古きを温め新しきを知らば以って師為る可し、ともいう。
 先輩史官と昨日の職務について論じ合った後、主君に昨日の釣果を奏上した。
 夏侯章は竜顔ほころばせ「9センチミノー投げてるだけで楽しいだねえ」といった。
 実際は8cmミノーなのだが、重要なのは伝説式に則っているかどうかなのである。
 聖人君似の礼は常に完全だ。
 完全だからこそただ一人、師匠へのタメ口が許されるのだ。
 世間は力によって治められているけれども、この漆園は徳によって治められている。
 至聖至明の主君を囲んでの被剥問答は学びの喜びを教えてくれる有意義な時間であるが、肝心の釣りの方はといえばまったく手応えがない。
 「釣れなくても関係ありまっしぇ~ん
 伝説三輪氏はそう言っておどけていたが、その表情は泣いていたのを朕は見逃さなかった。そうならないためにもそれぞれが新川で鍛えた本気で臨むべきである。
 ところがここで公孫戍が便意を訴え離脱。
 どうやら、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならないものらしい。
 堰は開放されたままだ。
 堰下のエリアは水量十分かもしれない、ということで公孫戍が戻ってきたのを機に、朕は主君にいとまごいをして韓流を後にした。

 宇奈根入り。
 昨日は冠水した草をかわしきれずばらしてしまったことが何度かあったので、今日は巻かれる前に引っこ抜いてやろうとMHのジャークベートロッドを持ってきたので抜かりはないはず、とポイントに辿り着いてみれば平常の水位に戻っている。
 濡れ跡が示す通り、ある時点までは水位が高かったのだ。
 移動している間に堰が閉じられたのか、元々の流量が少なかったかのどちらかだ。
 40センチ前後のシーバスを見たり、ナマズのバイトが出ることはあったが、もはやこの状態では一級ポイントとはなり得ず、この水位で安定するか、再びの増水があるまでここは厳しいと思われたので納竿とした。
 とはいえ、ナマズは回遊するものだから漫然とキャストを続けていればそのうち釣れて、年間三桁の釣果に繋がるのかもしれない。
 或いは、釣れなければ釣行自体無かったことにしてしまうという手もある。しかし、行ってなかったはずの日に釣り場で目撃されたとなると、もはやその釣果にも疑惑が生じようというもの。
 どれだけフレンドリーに振舞おうともナチュラルヒールの本質は隠せないものなのだ。

 一方、登戸に残った公孫戍と夏侯章といえば、朕の移動後、今度は夏侯章がハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない便意に襲われ釣りどころではなくなってしまったとのこと。
 
 ページを飾る写真も撮れず、施しも出来ずで、新川で釣ったことの無いやつがいかに大したことないのか思い知らされるのだった。

 
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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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