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ライジン

 8月18日。

 夕方、登戸降臨跡へ。
 公孫戍が相羽プロップを買ってきてくれていたので、引き取った段階で「今日のオレの仕事は終了!」を宣言。
 目的を果たしたからにはこの後釣れなかったとしても上手い下手は関係ないというところへ持っていけたつもりになれる。
 しかし、始めから釣れないのを前提で来ているはずなのに、釣れなければ不機嫌になるのは何故だろう。
 先輩史官との伝説気質談義は終わらない。
 かつて公孫戍は「多摩川は足元じゃないですかあ」としゃくられたことがあるという。
 名を残せなかった伝説候補生を惜しんでいるうちに17時を迎える。
 「公孫さんとは狙ってる魚が違いますから」
 そんなことは結果を出してから言うべきだが、しゃくらずにはおけぬのが伝説気質。
 かくして朕は公孫戍と夏侯章に別れを告げ、五本松対岸へ向かった。

 一帯を見て歩けば、捕食場となりそうな箇所にベイトは濃く、いずれ釣れる条件が揃っているかに思われたが、ナマズ、ニゴイの姿を見ることは無く、ルアーへの反応も無いまま時間が経過していった。
 釣り人は十分に居るのに修羅が現れなかった今日の降臨跡と同じではないか。
 20時も近付き、そろそろ帰ろうかと考えていた頃、ようやくバイトが出る。
 活動開始時間が遅くなっているのか、と滞在時間を延長してみたものの、ルアーに微かに触れる程度のバイトが出るのみ。
 エリア違いか、川全体に活気が無いのか。
 流量の低下と連日の高温がもたらした停滞というのもひとつにはあるだろうが、良い場所を見つけられていないというのが最大の理由だろう。

 撤退を始める頃、公孫戍より「ハイッ、今日も釣れませんでした!以上」と、もうひとつの伝説式で報告が入る。
 降臨跡は結局振るわないまま、19時を迎える前に撤退したとのこと。
 釣れないことへの対策として、ショートバイトにはえげつないほどの散らし鈎で、釣れなければ釣れるまでポイントにへばりつく…どうだ!
 という話になるが、いくら釣りバカでもそんな頭の悪い真似はできないな、ということで我々は素直に己の至らなさを認めるのだった。
 


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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