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レコン


 7月17日。

 釣りという低レベルな競争から卒業できない釣り廃人として、休日の今日はいつもより多めに一手間かけてみることにした。
 特に欲しい商品があるわけでもなかったが、多摩川の水況を見るついでにカースティングに足を運んでみることにした。
 水量は昨日と変わっていないことを確認し、カースティングで散財。
 昨日は冠水植物を上手く跨げず難儀したので、今回は随意にベイトを通して来られるように、ウエーダーを用意する。
 また、先ほどカースティングで仕入れてきたロザンテ77SPをボックに容れ、「今日は堰下でロザンテが釣れるかの実験」と伝説式保険も掛けた。
 ヒデにはロザンナ、デュオにはロザンテである。

 昨今の多摩川は不自然なまでに水の抜けが良い。五年前とは明らかに違っている。わずか数時間の間に大きく変化してしまうことがあるので、午前中に見た水況がそのまま続いているとは限らない。
 現地入りしてみれば、登戸エリアの水量は依然多く、堰も開放中であったことから、ウエーダーを履きポイントに入ってみた。
 ボイルは起こらず、岸に寄るベートも見えず、水はミタかった。
 第一印象は良くないが、光量の多い時間帯でもあるので良し悪しを断定するにはまだ早い。
 しばらく様子見のキャストをしたり、実験ネタのロザンテの動きを見たりして過ごしていた。
 その間、ロザンテは夜のシーバスで使うことはあってもバスでは使わない、という判定が下る。小技のみで使いたければシャドウラップ、ただ巻きに特化したければフラトラップ、どちらでも使いたければリッジ…と、新たに一軍ミノープラグの座に入ることは出来なかった。

 徐々に水位が下がっていく。
 同時に岸に寄るベイトも増えてくる。
 そしてこの小魚はアユではなくボラだった。
 水位は下がっても水勢は強いままであったため、シーバスの捕食場がここではなくなってしまうのではないかという疑念がよぎるが、ベートの動きが更に目立つようになってきているので、この場所が正解なのか不正解なのかまったく判断できなくなってしまった。
 移動か、様子見か、と意を決しかねていたところ、昨日、フッコかスズキかというようなシーバスをキャッチしていたおっさんがウエーダー履きで現れる。
 やはり、昨日やりきれなかったことが悔しかったようだ。
 この先のこのポイントの可能性を論じ合いつつキャストを続けてみる。
 陽が落ちてもベイトの群れの動きは盛んであったが、ボイルは発生せず、反応も得られないまま時間が経過。
 どうやら今日はここではないようだという結論に至り、朕はシーバスを諦め、ナマズを求めて移動することにした。

 狛江高校下。
 こちらも水勢が強く、中州は冠水している。
 歩けば叢の中から魚たちが逃げていく音が聴こえてくる。
 川筋は流れが抜けていくのみで、緩みは叢の中に出来ている。これでは攻略不可能だ。中州の最上流部まで進んではみたものの状況は変わらない。
 お手上げである。
 対岸に赤灯は点らず。
 古来より自然の中に棲息する野生動物の生活に介入して善意を施した気になっているのは却って不善であると気付いたのかもしれない。

 かくして、○回連続ボーズなし!の伝説式自慢権を失った朕は「メシなんか食わねえぞ!」と伝説三輪氏のように泣きキレはしたものの、結局修羅と同じように晩飯を食ったのだった。

 ※ロシアンパブ語


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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