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在りし日のボナハルト

 5月24日。

 昨日、公孫戍が多摩川達成者認定魚種のひとつ、ブルーギルをキャッチしていた。
 「何だ、ギルか」と、釣れないフォローワーサンの汚ねえ唾が飛び交いそうなところだが、多摩川でギルをルアーで釣るのは至難の業であることを知る者にとっては快挙である。
 この日はブルーギル3匹、スモールマウスを3匹キャッチできたとのこと。
 既に50オーバーのスモールマウスをキャッチし、降臨三年の達成者になっていたうえに、二種目達成されたことが妬ましくてならなかった朕は「公孫さんとは狙ってる魚が違いますから」と、何故か分不相応な対抗心を露わにした、オレは負けてねえ節で応じた。

 迎えた当日。
 この日も公孫戍が中野島堰下エリアなら行けるというので、朕も中野島堰下エリアに行ってみることにした。
 姉歯流れ込みから下流に向かって見て歩くと、日没までの時間にかけてはスモールマウスが、日没後はナマズが、と、それぞれトップでいけそうな雰囲気を感じられた。
 公孫戍は大作瀬下に到着しており、ダムサイトでペケニシモのスモールマウスをキャッチし、ひとまずノーフィッシュだけは免れているとのこと。
 ダムサイト周辺にはアユのスクールが見え、ボイルも起こるほどだったが、そちらはどうにも出来なかったと言うので、朕は「ジグヘッドワッキーはやったか?1オンステキサスはやったか?ビーフリーズ78Sは投げたか?」と、状況を鑑みることのできない伝説三輪式で詰った。

 公孫戍の従僕がやってくる。
 レオニード・モギーといって、公孫家の従僕となるべく育てられた男である。
 「レオと呼んでくれ」
 弁えがあるのか、まったく無いのかよくわからない人物だった。
 モギーは夏侯章や植野行雄に肖たところがあるが、残念ながら彼らのようなカリスマは無い。
 朕と公孫戍は釣果を得ようと真面目にキャストを続けていたが、モギーはおビールなどを飲みながら、公孫戍の問いかけに対して、実にいい加減な受け答えをしている。
 タックルを買う金があったら、酒と女を買う。そのためにもギャンブルは欠かせないというリアリストでもある。
 おおよそ道からかけ離れているような気もするが、「道可道、非常道」というように、これもまたひとつの道なのかもしれない。

 時間の経過と共に、ニゴイ、ナマズが見えるようになってきたので希望を捨てずにキャストは続けられた。
 しかし、姉歯大作間を流す朕も、大作瀬落ち込みをじっくりトレースする公孫戍も反応を得られないまま20時が来てしまった。
 このような結果に終わったのは信心が足りなかったというより、まったく無いからであろう。

 モギーは映画の専門家だという触れ込みがあったので、朕は、何か面白い話は無いのかと尋ねたところ、風間ユミの撮影現場に居たことがあるという。
 ルミならよく知っているが、ユミって誰だよ?
 …AV女優じゃねえか!
 本気で魚を釣るつもりで来たのに、気付けばモギーの独演会になっている。
 カリスマは無いが、エクストラパワーを持っているモギー。紫微宮に名を列ねることは出来ないが、X-MENチームぐらいには入れるかもしれない。
 かくして朕は、このような人物を従える公孫戍の器に敬服し、また次回ということで解散となった。
 


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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