FC2ブログ

いざ、修羅港

 5月4日。

 先月末に、平和島でフッコが釣れているのを見た、という話を聞いていたので、この連休中に一度はシーバスをやりに行こうと決めていた。
 グランドマスターの秦明がこの日は時間が取れるというので合流。
 降臨三年、三度目のシーバスフィッシング

 道中、伝説の時代を懐かしみながら、朕は“オレだってちゃんとやってるよ!”事件前夜の真実を明かした。
 長いバスフィッシング歴を吹聴していながら、実は何も身に付いていなかったことが白日の下に晒された伝説の夜…。
 朕に言われたことプラスαでちゃんとやっていた李立が、まったくでたらめだった修羅に「オレだってちゃんとやってるよ!」と怒鳴られたのだから、さぞ度肝を抜かれたに違いない。

 小島新田到着。
 実験ブレーク進入の機を窺いつつ、キャスト可能範囲で様子を見る。
 早々に反応を得ることは出来なかったが、秦明がスピナーベートを追うセイゴのスクールを見たとのこと。
 この時点でそれだけのものが見られるのなら、騙しの効く光量になったらセイゴ祭りぐらいにはなるかもしれない、と期待が生じる。
 反応は多くはなかったが、朕がカバー絡みのスポットでセイゴを1匹キャッチ。
 ひとまずセントクロイ・プレミアで釣れるかの実験は成功。
 潮位が手頃になってきたことにより、伝説記念公園の様子を見に行くことにする。

 「おめえばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!」発祥の地、伝説記念公園。
 この名言に前後して「シーバスにジャーク、トゥイッチは邪道」「オレはバスロッドの限界を知っている」「オレはこれまでに正解はやり尽くして来た」といった、どの口が言うか的名言も生まれている。
 当初はCD3やリッジ56Fといった小型ミノープラグにしゃ反応が出ず、秦明が使うベビーシャッドに豆アジがヒットし、我々はメインで使うべきベイトで大いに迷ったが、日没が近付く頃にはマニック、ワンダー、アイウェーバーといったベイトが力を発揮するようになり、朕がフッコを1匹、秦明は4匹のフッコをキャッチ。
 アタったとかバレたとか、そんな聞きたくねー話を楽めるほどに反応は続いたが、照明の明暗がくっきりと見えるようになってくると、反応を得られるのは明暗部に近いところに居る後続のアングラーだけになってしまった。
 このアングラーはここで度々会う常連で、ますます世知辛くなっていく都会の海での身の処し方最新版を教えていただくことができた。
 常連氏に礼を述べ、実験ブレークの様子を見に、再び小島新田へ向かう。
 朕は二桁釣果を、秦明はキビレを求めて。

 あの一級ポイント、すなわち実験ブレークは潮位が下がっている時にしか入れない。加えて、世知辛さが進行の最大の障壁となっている。
 さて、今日こそは、と戻ってみれば、またしても進行不能。
 仕方無しのキャストで秦明がセイゴを追加していたが、やはり意気は上がらず、反応自体も少なく、結局朕が8匹、秦明がアジを含む11匹で納竿となった。

 こうなった以上、昇龍菜館のラストオーダーに間に合わせるのみ。
 と、店前に来てみれば休業中。
 ここでの食事も楽しみのひとつにしていただけに残念さは禁じ得ない。
 帰路、途上にあるすき家ではあまりにも味気ない。
 空前絶後のヘボアングラーというわけでもない我々は冷静さを失って「メシなんか食わねえぞ!」と、泣きキレることなく、いくらか遠回りにはなるが、御老公をして「かけいラーメンみてえな味」と言わしめたさつまっこでメシを食うことにした。
 かくして朕は、単独釣行では味わうことの出来ないおビールなどを口にし、貧乏人にしては贅沢な時間を楽しむことが出来たのだった。

 ※マー語

スポンサーサイト

テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : ルアーフィッシング シーバスフィッシング

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード