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先送りの実験

 5月3日。

 セントクロイの66MLスピニングが届いたとのこと。
 昼頃にザ・タックルボックスに取りに行く。
 スピニングロッドはMクラスばかり買っていたが、シーバスやストレートリトリーブに寄ったものが欲しくなっていたところだった。
 ロッドを手にするや急ぎ貧乏長屋に戻り、多摩川へ向かう。
 今日はセントクロイ・プレミア66MLが釣れるかの実験といきたいところではあるが、今からやろうとしていることにはASR・TROUTの方が何かと具合が良い。
 ということで、オールスターのキャスティングタックルで出発。

 まずは狛江高校下に入る。
 トップで釣るのに都合の良い場所であると見ているが、なかなかこちらの思い描いている形にならない。
 流しながら状況の推移を見るつもりでいたが、ここに入ってくる人が増えてきてしまったので、何も得るものが無いまま韓流ポイントへ。

 カバーが破壊された今、歯抜乞食はどこに身を隠しているのだろうか。
 まったく羨ましくもないどうでもいい境遇自慢をぶってやった相手がただの通りすがりの人間ではないということは考えられなかったのか。或いはそんな糞みてえな与太話に他人が感服すると本気で思っていたのだろうか。
 今頃は対岸の乞食風呂からこちらの様子を窺っているのかもしれない。それとも猫に食われてしまったか。
 登戸名物の三輪車は見えず、対岸から見てもわかるほどカッコ悪いキャストをする180センチ近い体格が見えることも無いまま韓流ポイント入り。

 手マンに下野さん、手マン対岸に偽王倫、ケーポップに公孫戍と夏侯章。
 連休中だから釣り人で埋まってるかもしれないと覚悟を決めて来たが、思っていたより釣り人は多くなかった。
 修羅いうところの金も無ければ女も居ない負け組釣り廃人にはこの方が好都合だ。
 主君に昨日得たナマズの写真をお見せし、お褒めの言葉をちょうだいする。
 「多摩川は足元じゃないですかぁ?」
 ホッパーくんの言葉に従い、足元の人工岩礁を見れば、二、三匹のナマズが見える。
 昨日に引き続き、とプレゼンテーションしてみれば、バイトしてくることはあったものの、すぐに放されてしまう。
 朕が釣れそうで釣れないナマズに手こずっている間に、夏侯章がペケニシモながらスモールマウスをキャッチ。
 「やっぱワームですか…」
 臣下の者たちは未満人な汚ねえ唾で主君の功を称えた。

 ナマズは釣れず、バスも寄っているという感じではない。
 朕はケーポップを諦め、手マンに行ってみる。
 下野さんに様子を聞いてみたところ、午後はまるでだめだが、午前中にライギョを釣ることができたとのこと。
 朕はひそかに達成者になっていた下野さんを「突き落としてやろうか」と、伝説三輪式で称賛した。

 手マンを一流しするも反応は得られず、飽きてしまった朕はケーポップに戻り、公孫戍に油を売ることにした。
 ヒューモアとウィットに富む先輩史官との雉学議論はいつでも刺戟的で面白味に溢れている。
 「誰が死ぬだって?」
 「おめーだよ!」
 そんなやりとりをしているうちに公孫戍がバイトを捉える。
 30台の普通に嬉しいサイズ。
 朕は「ああ、そのサイズかあ」と、近頃はもっぱら津久井湖に漂うイイ匂いな唾で応じた。

 やがて陽が沈み、また夜ですかな釣果を求め、朕も再び新川で鍛えた本気とやらを示そうとキャスト再開。
 しかし、流れの存在こそ感じられるものの、アクティブなバスの存在は感じ取れず、すぐに飽きてしまった。
 公孫戍と夏侯章は夜の釣果を、と朕よりちょっとだけ根性を出していたが、結局破ることはできず。
 ただ一人釣れなかった朕が修羅のように半ベソになり「おめえらは一軍、オレは二軍、そういう考えやめねえか。オレたちそもそもそういう付き合いだったか」と、噛みとぅいたところで解散とした。


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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