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ネックブリーカードロップ

 12月16日。

 かつては熱烈な釣り廃人だった楽和より、遠州からの便りが届く。
 オジンにはわからない新しい愛の形のためにステラを売り払った金もあるし女も居る勝ち組とは違う、本当の勝ち組になった楽和だが、だからといって釣りという低レベルな競争からの卒業はしていないようだ。

 迎えた当日。
 先日は強風に勝てず、修羅に知られたならこっぴどく罵られかねない結末を迎えてしまった。
 この日は風こそ弱かったものの、寒い上に朝方雨も降った。
 更にハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気も抱えている。
 眠気、寒さを理由にワークを休もうかと思っていたが、釣り廃人仲間の公孫戍と夏侯章はこれから多摩川に向かうとのこと。
 また、日曜日なのだから、様子が気になって修羅はぐれ者がこっそり様子を窺いに来ることも無いとはいいきれない。
 少々しんどくはあったが、登戸へ行ってみることにする。

 手マンポイントに入ってみれば、先客は下野さんのみ。
 やはり寒さが人を遠ざけたのか、ベイトとなる釣り人は居ない。これでは修羅が降りて来る訳が無い。
 水は近頃稀に見るほどに澄んでいる。
 だからといって、日頃の感触からして期待はできない。
 案の定、投入即バイトとはならず、1匹キャッチするまでから時間を要する。
 更に間を置いてバイトを得るも、こちらはラインブレイク。
 下野さんより「アタったとかバレたとか、そんな話は聞きたくねーんだよ!」 のお叱りをちょうだいする。

 相羽リグへの反応の無さに飽いてきて、ルアーをキャストしている頃、公孫戍と夏侯章到着。
 今日は修羅のベイトが居ないので、釣り座もよりどりみどりであり、それぞれが思い思いの場所に入れるほどだった。
 だからといって釣れるかといえば別問題で、朕は一切の釣果を諦め、蝦採りに適した光量になるのを待つだけとなっていた。

 日没。
 早速蝦採りに入ったが、表水温が低下したした影響なのか、相羽リグに適したサイズの蝦は、やや深め、よりカバーの奥という傾向にあり、数を揃えるのに難儀する。
 蝦でさえカバーに依る状況にあって、蝦よりは繊細な伝説人がカバーから出てくることなど200%無いだろう。
 かくして、至人を交え被剥問答をしたり、雉科の生態について論じ合っているうちに、すっかり小狡い知恵の抜けた境地至ったのか、ここで公孫戍がスティッコーでスモールマウスをキャッチ。
 小走りくんへの面目を施すことができたことにより、朕も夏侯章もルアーで釣れていないことなどどうでもよくなり、次回の合流を楽しみにしての解散となった。

 ※マー語

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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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