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一手間の行

 11月24日。

 連休中日の土曜日。
 ベイトとなる釣り人が多数訪れることが予測される。
 登戸名物は今日こそは捕食に現れるかもしれない。
 そんな日に限ってハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気のため、寝過ごしてしまい、出発は19時も目前に迫っていた。
 
 釣果を得ることは二の次とし、明日の相羽リグに備えることを第一目的に韓流ポイント入り。
 手マンは無人、ケーポップに公孫戍と夏侯章が居るのみ。
 伝説式ばかりでは主君も飽きてくるだろうと考えた朕は、文化人らしく歌で到着を報せた。
 今日の状況はと聞けば、公孫戍がスモールマウスを1匹キャッチ出来たとのこと。
 勿論、伝説三輪式で僻むことは忘れない。
 更に、夜になってからの釣果とあれば完璧である。

 さて、日中の様子はといえば、韓流一帯は釣り人が多く、釣り座を選ぶのにも苦労するほどだったとか。
 修羅が捕食を行うにはうってつけの条件が出来ていたことになる。そうではあっても、新川節や変態タックル自慢が聴こえてくることはなかったという。
 他人の釣りに難癖をつけ、精神論をぶち、自らのキャリアを大仰に語っていた僭称釣りウマをしても悲しくなるほど釣れなかった多摩川である。しかし、そんなフィールドでも釣り廃人と蔑んだ者たちは三輪氏がまったく及ばない釣果を出し続けていた。
 「おう、おめえよお、オレが僻んでるみてえなこと言ってるけどよお、オレは別に僻んでるわけじゃねえからな
 今にして思う。
 修羅は僻んでいたのではない。いじけて泣いていただけのことなのだ、と。
 キャストしつつ、伝説人や往時の登戸について語らった後、朕は蝦採りに移った。

 蝦採りは順調に進み、ライブベートフィッシングには興味の無い公孫戍さえも蝦採りの巧みさに驚嘆するほどであった。
 明日の相羽リグを楽しむのに十分な蝦が採れたところで今日のオレの仕事は終了とした。

 かくしてこの日はほとんど釣りをすることなく解散の時を迎える。
 当然、最後は伝説三輪式で勇ましく「お疲れえ!」を決めることを忘れなかった。


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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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