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アイバー尊

 10月29日。

 先日の土曜日、朕は江湖で、釣り廃人たちは漆園で、と、それぞれにワークに励んでいた。
 江湖での調練を終え、一杯加減でいる頃、漆園からの釣果報告が入ってくる。
 韓流ポイントでは夏侯章が40クラスを1匹、公孫戍は40クラスを含む2匹とそれぞれにスモールマウスをキャッチ。
 侯嬴こうえいは降臨跡でナマズを1匹キャッチしていた。
 体力の衰えと日頃の運動不足から来る持久力の無さに嘆息する朕だったが、まだ術をその身に宿していることがわかったことですこぶる御機嫌だったので、彼らの羨むべき釣果を見せられても、修羅のように泣いて僻む気にならなかった。

 翌日、昨晩いささか調子に乗り過ぎ、耐性が弱まっているのにもかかわらず酒精を摂り過ぎてしまったため酒毒に苦しめられ、ようやく快方に向かう頃、公孫戍より中野島でナイスサイズからペケニシモまで10匹のスモールマウスをキャッチできたとの報が入ってくる。
 中野島水路の人気は高く、休日にはあのプレッシャーに弱い場所に何人もの釣り人が訪れるとか。
 50アップを仕留めた若者も通う、強豪ひしめく激戦区に、オールドスクールな朕の入り込める余地は無さそうである。

 迎えた当日。
 中野島での数釣りの壁を破れぬまま次のステージへ。
 河川工事が行われるより以前であれば、ビッグベートやライブベートを用いてのナマズ狙いを楽しめる時期だが、ウォーターマフィアに再生産の場を破壊されてしまってからというものナマズは振るわない。
 平日に改造三輪車で現れる修羅を期待するのはまったくの無駄。
 はぐれ者のゾッド将軍は神出鬼没。
 何もいいところがない登戸が予測される。
 しかし、狡兎三窟という言葉を知る朕はこうなった時に身を安んじるための手を既に打っていた。
 そろそろ相羽リグが良い頃だろうと蝦を仕込んでいたのである。
 餌を使えばいつでも何処でも簡単に釣れるという訳でもないが、居るのに釣れないという場面では非常に頼りになるメソッドだ。
 ナマズさんは既に現地入りしているとのこと。
 気の急く朕は、帰宅後そそくさと草庵を出た。

 韓流ポイント到着。
 「おめえばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!
 礼儀正しく伝説式を決め、早速相羽リグ投入。
 さほど待たずして反応を得、その反応は流れをはっきりと感じられている間続いた。
 やがて御老公もやって来て、蝦だけ取られたり、蝦だけ飛ばしたりということもあったが、全員が釣果を得られることが出来た。
 やがて流れが弱まったためか、光量が落ちてカバーへの依存度が下がったためか、ある時点からまったく反応が無くなり、相羽リグの釣りは終了。
 朕は30台ばかり5匹、ナマズさんは40台1本を含む計6匹、御老公は40台2本を含む計5匹、と納得できる釣果を得る。
 多摩川初釣果を得た御老公は、釣りビジョンで聞きかじった時合について語り出し、この日も絶好調。 

 ナマズさんの撤退後、ルアーに切り替えてみたもののこちらは無反応。
 日没後、夜目が利かない御老公が撤退。
 朕は次回分の相羽リグに備えることにした。
 伝説やその類型に「そこまでして釣りてえか」と非難されようとも、そこまでして釣りてえ欲求は抑えられるものではない。
 
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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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