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悲しみは修羅のように

 10月18日。

 ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなったとは、メバルを狙いに行き、前回他人がメバルを釣り上げたポイントに張り付いて釣れなかった三輪氏の弁。
 何故、メバルを釣るのにワームより大きな達磨型シンカーを付けた超ショートリーダーのリグでボトムをシェイクしていたのだろう。
 釣れない理由はリールの精度以前のところにあるとは考えられなかったのだろうか。
 先日、公孫戍が中野島で18匹という釣果を叩き出していながら、汚ねえ唾も飛ばさず、くすくすと笑っていたのは、この愉快、滑稽の体現者のことを思い出していたためである。
 「おう、おめえよお、オレが僻んでるみてえなこと言ってるけどよお、オレは別に僻んでる訳じゃねえからな
 修羅の肩には、悲しみが雪のように積もっていた。だから恥じることなく泣いていたのだろう。

 このところ、睡眠不足を理由にワークを怠っていた。
 釣り廃人としてこれはまずい、と危機感を覚え、夕刻手前に中野島に向かった。
 既に外気が肌寒い。
 暑くもなく寒くもない秋の夕暮れというものは、今や浅井健一の幻想の世界にしか存在しないのではないか、というぐらいに年々春と秋が短くなってきている。

 中野島到着。
 ポイントはおめえばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!状態ではあるが、毎度毎度破れぬ壁に、今では期待よりも怖れの方が強くなっている。
 誰もが釣れないタフな場所なのではなく、下手くそには釣れないだけのことということまでわかっているというのに、具体的な方策も思いつかぬまま半年以上経過してしまった。
 今回は序盤、ペケニシモのスモールマウスを1匹キャッチ出来たものの、その後2時間弱の間、1匹も追加できず、バイトを一回得ただけ。
 何も見えておらず、状況をわかっていないことの表れだ。である以上、粘ったところでただ辛いだけ。快楽を求めて来たはずなのに、これでは本末転倒というもの。
 携帯電話もキャメラも忘れてきてしまったためポイント丸わかりの写真も撮れず、何の喜びも得られないまま、泣きの納竿となってしまった。


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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