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キューサイストーリー

 7月15日。

 昨日も多摩川では釣りという低レベルな競争が行われていた。
 修羅の怨嗟の涙、未満人の汚ねえ唾で湛えられた登戸流域で、公孫戍は5匹のスモールマウスをキャッチしていた。
 そして侯嬴こうえいはナマズ2匹とニゴイを1匹をキャッチし、朱亥はナマズ、ニゴイの他に55センチのスモールマウスをキャッチしていたという。
 正解を当てれば釣れるというのにこれまで正解はやり尽くして来た根っからのバサーは何であそこまで釣れなかったのだろうか。
 釣り廃人だの負け組だのと汚え唾を吐いておきながら、結局言った本人が誰よりも釣れずにいじけて来なくなってしまったのは何ともだらしがねえ話である。

 迎えたこの日。
 最近、どういうわけか『釣りビジョン』に中毒し、みだりに釣り用語をまくしたててはアジングがやりたいから釣りを教えてくれと言い出し、タックルまで買い揃えてしまった、ミゲル・セルバンテスも吃驚なドン・キホーテ・デ・ラマンチャのようなご老人を招いての釣行となった。
 何を狙うにせよまずはキャスティングが基本、練習ついでに何か釣れることも期待して調布へ。

 ポイント入りしたところ、打ちたいポイントは無人だったが、下流では三匹の猿が入水して石投げをして遊んでいた。
 魚の寄りが悪くなるのは必至だが獣が去るまでは御老公の監督指導をしていればよい。
 普段は口やかましいオヤジが真剣にキャスティングに励むのは正直予想もしていなかったことだ。釣り番組のように上手く行かないことですぐ飽きてしまうのではないかと危惧していたが、本気でアジングをゴールと定めているのか、文句のひとつも言わずキャスト練習を続けていた。
 そんな御老公の情熱もむなしく、魚の反応を得られることはなく、朕のキャストしたベイトに出た追いを見るのみで帰宅することとなってしまった。

 御老公の撤退後、朕は再びポイントに戻る。
 新川で鍛えた本気を実釣をもって御老公に示すことは出来なかったが、何とか一匹釣って釣果を報告できるようにしておきたい。
 と、今回はコイをキャッチできた。
 魚の通りが確実な一帯ではあるが、魚の入れ替わりが無いのか、これまで釣れていたベイトへの反応が鈍くなり、コーデルのウェイクベイトを投入したところようやくバイトに至ったという次第。

 同日、登戸に入っていた公孫戍と夏侯章はというと…
 公孫戍はペケニシモを3匹、夏侯章は40クラスを1匹、とスモールマウスをキャッチしていた。
 いずれも夜の釣果である。


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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