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東夷、天子の国の偉人を祀る

 5月5日。

 今日は屈原、伍子胥の命日にして孟嘗君の生誕日。
 古きを温め新しきを疑う朕と成増花和尚の紅蠍は、この日、彼らの霊に楽しんでいただこうと、多摩川で合流し釣果を捧げようということになった次第。
 前回の奉納の折はニゴイを捧げることしかできなかったが、多摩川で祀る以上、スモールマウスやナマズを捧げたいものである。
 また、先日、ドブシーバスの機会を逃してしまったグランドマスターの秦明も多摩川へ行くとの連絡が入る。
 登戸名物はなりを潜めてしまっても、彼が蔑んだ釣り廃人たちの活動は已むことが無い。

 秦明が宇奈根入りしたとの報が入る。
 あとは紅蠍の到着を待つだけだ。
 しばらく経って紅蠍到着。
 墨家の礼として『葉問3』と『ウォーリアー』を携えて現れる。朕はスティッコーとラトリンラパラを渡し、老荘家としての返礼をした。
 ドニー・イェンVSマイク・タイソン、トム・ハーディーVSカート・アングル…後々が楽しみである。

 かくして宇奈根入り。
 「おめえどこ居んだよ!
 伝説三輪式で合流を果たし、これまでの感触を聞き、先日のシーバスフィッシングの様子を話す。
 三者三様に散り、夕刻までに誰でもいいから1匹を、と虚仮の一念とやらを通していたが「多摩川は見えてくるものが無いのう」のまま17時を迎える。
 ここは堰下エリアに比べアユが薄かった。光量が落ちればカバーの無いシャローにも魚が入ってくるし、昨日はアタったとかバレたとか、そんな話に終わってしまったが、手応えを感じていた堰下エリアへの移動を提案する。
 伝説三輪式を心得る彼らは、もし移動先で釣れなくても自分がヘボいためではないという方向に持っていく術を知っているので、迷わず朕の提案に乗った。

 堰下エリアのアユの魚影は思っていた通り濃く、20センチほどに成長した個体群も見えるほどだった。
 フッコの姿を見ることも出来たが、手出し無用の距離に居る。
 先日の探りで魚の巡回コースを見つけたような気がしていた朕はとある一帯に固執し、キャストを繰り返す。
 そして日没を迎える前に、今年初のナマズをキャッチ。
 ばらしを軽減するために、PE+ナイロンリーダーからオールナイロンに替えて臨んだのが吉と出た。

 日没になり、秦明の帰宅時間となる。
 朕は礼に則って「何だ、もう諦めるのか。おめえには根性が無え」と、滞りなく伝説式で送り出す。
 別のポイントに入っている紅蠍に様子を尋ねたところ、コイのスレあたりしゃねえと言い「おめえが良いって言うから来てみたけどよお…釣れねえじゃねえか!」と完璧な伝説三輪式でキレてみせていた。
 登戸エリアでは公孫戍が3匹、夏侯章が1匹とそれぞれキャッチしたとの報が入る。
 堰下エリアでは長らく何事も起こっていなかったことにより、我々も建徳の国の太子にして漆園の君主である夏侯章にお目通りしよう、と登戸韓流ポイントへ移動することにした。

 手マンポイントに主君と臣を発見。
 魯智深ほどの豪傑でも、宋江ていどの者にひれ伏すのだ。墨翟ぼくてきを師と崇める紅蠍が、至徳の君子に三拝の礼を捧げたことはいうまでもない。
 客人である紅蠍は、多摩川の磁場に感銘を受けていたが、しかし遠方であるため通うわけにもいかないと悔やんでいた。
 案内役としては、釣果を得ていただくことはともかく、修羅はぐれ者といった超大物、未満人、猫肉骨粉劇場を見せてやれなかったことを悔やんだ。
 やがて時間一杯となり、釣り廃人たちは「お疲れえ!」と、伝説式で無駄に勇ましく解散とした。

 ※マー語



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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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