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宿河原FAT

 4月3日。

 昨日、中野島エリアに入っていた公孫戍は、ブラックのほかレインボートラウトもキャッチしていた。
 今年は40クラスのラージマウス、鼈もルアーでキャッチされているのでさほど驚かなかったが、称賛に値する釣果というもの。
 一方、登戸エリアに入っていた侯嬴こうえいは43センチのスモールマウスをキャッチ。
 と、釣り廃人たちは伝説三輪氏に僻まれること必至の釣果を得ていたのだった。

 蝦の数だけバスを釣ってやろうと臨んだこの日。
 相羽リグさえあれば日中の渋さなど恐るに足らぬわい。
 と、手マンポイントに向かってみれば既に、李立、ナマズさん、蔡沢といった釣り廃人たちが居るのが見える。
 いかに彼らが釣っていようと、ルアーでは多くの取りこぼしが生じるので焦る必要は無い。
 ところがバッカンを揚げてみれば、全ての蝦が茹で上がっていた…。
 重い足取りで釣り廃人たちの元へ。

 「何だ、釣れてねえのか。だらしがねえなあ
 たとえ落ち込んでいようと伝説式の礼は欠かさない。
 「2匹釣れたよ」と李立。
 単発で起こるボイル、魚の薄い感触という中、カルホーン先輩がバスを地上で長々と引き回しているのが見えた。魚が回ってきたのか、やがてこちらにも反応が出だし、蔡沢が47、8というナイスサイズをキャッチ。
 次いで李立も44、5というサイズと続く。
 相羽リグを諦め、ルアーをキャストしていた朕にもあたりが出る。
 が、20にも満たないウルティモペケニシモ。
 これでは新川で鍛えバスに限らず色んな魚種を狙ってきたベテランである修羅のプライドはずたずたである。
 「でもよお、おめえら新川では釣ったこと無いよな。大したこと無えなあ…オォーイ!」と、伝説三輪氏のごとく泣きキレたいところではあるが、二人とも新川での実績があるアングラー。
 朕は黙らざるを得なかった。

 ナマズさんの撤退に合わせ、朕は降臨跡上流に移動。
 伝説三輪氏の高評価を得られるハードベートでの男らし~釣りを成立させるのが目的だ。
 また、侯嬴もこれから来ることになっているので、できればそれまでに自慢できるだけの釣果を得ておきたい。
 移動とキャストを繰り返しているうちに、マルタのストライクを得たが、グリップを用意しているうちにフックアウト。
 独り「アタったとかバレたとか、そんな話は聞きたくねーんだよ!」とブチキレていた。

 狸と共に侯嬴が現れる。
 一説には侯嬴はとっくに死んでいて、狸に取って代わられているともいわれているが、真実は不明である。
 人間であれ、狸であれ、日本語での会話が出来ればマイペンライな朕は、今目の前に居る侯嬴に普通に挨拶し、今日の様子を伝える。

 気付けば手マンポイントを諦めた李立の他に、降臨跡で見かけた釣り人もこちらに来ていた。
 しばらく反応の無い時間が続き、「おめえが良いって言うから来てみたけどよお、釣れねえじゃねえか!」と、伝説三輪式を唱え、李立が撤退。
 李立撤退からほどなくして侯嬴より、マルタが釣れたとの報が入る。
 長らく反応を得られずに飽きてきていた朕は侯嬴に油を売って帰ろうとしていたが、そんな時、侯嬴が引いていたワッパープロッパーにナマズのバイトが出る。
 魚は居ると示された以上、ここで引き下がるわけにも行かなくなってしまった。

 もう一度一帯を流してみることにする。
 すると、マニックに控えめなバイトが出たので、ベイトを十分に持って行かせてから合わせをくれてやったところ、ジャンプと共にナイスサイズのスモールマウスがばれるところが見えた。
 いかに釣り廃人の朕だとて、さすがにここで気力が潰える。

 侯嬴に事の顛末を報告した上で撤退しようとしていたところ、侯嬴が魚を掛けているのが見える。
 駆け寄ってみれば40と少々のスモールマウス。
 朕は「突き落としてやろうか」と、伝説三輪式でその功を称えた。
 この勢に乗じて、とも考えたが、蓄積した疲労はいかんともしがたく、まだ続けるという侯嬴に対し「オレはおめえと違ってガチじゃねえからよお」と、伝説式で礼儀正しく暇乞いをして納竿とした。




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ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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