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ジェラルド・ゴルドー讃

 3月27日。

 昨日、中野島エリアに入っていた公孫戍より、釣果写真が送られてきた。
 豆からナイスサイズまで5匹キャッチできたとのこと。
 これを見て思う。
 魚を釣るのに、本当に考えを持って当っていれば、言うだけのことを実践していたのなら、かの伝説三輪氏も釣りという低レベルな競争から卒業せずに登戸に君臨していられたであろうに、と。

 迎えた当日。
 この日から始まる連休に備えて蝦をたんまりと仕込んでおいた。
 蝦の数だけバスを釣ってやろうではないか、とバッカンを揚げてみれば、明らかに数が減っている。
 コソコソくん、ヒソヒソくんといった不逞の輩の仕業であろう。またしてもその首根っこをふん捕まえることに失敗した朕は大いに地団太を踏んだ。

 残り十匹にも満たない蝦を持って韓流ポイントに向かってみれば、ナマズさん、蔡沢、青年、度々見かけるアングラー、バギーズベイトが数名。
 朕は蝦を大量に抜かれて非常に気分になっていたが、表には出さず、冷静に事実を話した。

 何はともあれ相羽リグでボーズ逃れ、というところだが反応は鈍い。
 バスはよく見られ、アユらしきベートフィッシュの群れの様子を窺っている。
 バスの意識は魚に向いているということだろう。
 しばらくすると、近くに居る度々見かけるルアーマンがナイスサイズのバスを掛けていた。
 どんなベイトで釣ったのか興味があったので、朕はランディング役を買って出た。
 ヒットルアーはプロップの付いたシンキングのスティックベイト。
 いかにしてここに至ったかの話をしているうちに、ブログをやっている人ではないか、と尋ねられる。そうだ、と答えたところ、是非三輪氏を見てみたいとのこと。
 やけに事情に詳しいなと思ったら、彼は毛遂の知り合いであり、その名を趙勝ちょうしょうといった。
 穿った話の出来る人物であり、ゴルドー先生を知っているということで、朕は大いに感銘を受けた。

 青年が魚を掛けているのが見える。
 ナマズさんが取り込みを手伝っており、見れば45前後というでっぷりとしたマーのような、マンボのような魚体。
 とあるブレークを通る魚の動きを見て閃いたとのことで、今日4匹目だとのこと。
 バスの動きはベートフィッシュの動きと連動しているかのようだったが、食ってきたのは蝦イミテートのルアーであったという。
 蝦イミテートでも釣れるなら、蝦そのものである相羽リグが釣れないはずは無い。と、しつこく相羽リグを通し、打ち込むポイントを変えながらキャストを続けていたところ、ようやくストライクを得ることが出来た。
 しかし、蝦でも釣れないことはないという程度の感触で、好反応を示すのはストレートワームの速引きであった。
 そして、反応が良いからといってバイトしてくることは無く、その後キャッチし続けていたのはブレークを攻めていた青年だった。
 この青年、てっきり長州の後輩に当るセイガクかと思っていたが、れっきとした社会人で、名を伊尹いいん といった。
 合間合間に蔡沢もナイスサイズばかりをキャッチしており、ルアーはなかなか好調に釣れていた。
 やがて、夕刻近付く頃、ベイトのスクールが遠のき、バスの反応も鈍っていく。

 夕刻に入り、顔見知りたちは撤退。
 相羽リグが出来ず、ルアーでは釣れていない朕は、彼らを伝説式の礼で送り出すことも忘れ苦悶していたが、遂に、にわかにボイルが発生する。
 スプリットショットリグを解き、表層系のベイトに替えてキャストしてみたところ、フェイキードッグにストライク。ところが足元まで寄せてフックアウト。見れば、フロントフックが捥げていた。
 「アタったとかバレたとか、そんな話は聞きたくねーんだよ!
 独り、伝説アナザーギレし、日没と共に蝦採りに移行。

 何者かに抜かれた数以上を目標に奮闘し、納得いく数が採れる。
 伝説人、未満人たちの僻みやっかみを大いに買うだけの釣果を得てやろうではないか、と明日を楽しみにしての撤退となった。

 ※マー語



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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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