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三輪捕食好適日

2月27日。

 南風。
 温暖とは言い難いが、寒さが和らいでいる。
 平日に釣りに行けるのは釣り廃人にとって非常に幸いなことである。
 この日はナマズさん、公孫戍こうそんじゅ侯嬴こうえい多摩川に来ることになっている。
 「オレはおめえらと違ってガチじゃねえからよお」という訳で、ゆったりと構えて現地へ向かう。

 春の南風に期待し、降臨跡に入ってみれば、平日であるにもかかわらず結構な人出。
 もし、レジェンドⅡが来ていたならば、新川節を謳いすぎて喉が乾いてしまうのではないか、というほどである。
 その中に侯嬴の姿もあった。
 シャロー側で、アタリやら魚がぶつかる感触があるという。
 バスやナマズならワームにしっかり食ってくるだろうということで、朕はキャロライナリグの遠投を試みる。
 沖側には目に見える落ち込みがあり、リグを引いているうちに硬い底質の連なる部分も見つかった。
 突出した変化は見つけられなかったが、1/2オンスシンカーをしても流されるほどの水勢があるので、回遊してくる魚を拾えるのではないか、と続けてみる。
 しばらく一定の範囲のみを打ち続けていたが、ここでは侯嬴がフナを擦れ掛かりさせるのみだった。
 案外冴えないことと、風が弱まってきたので、朕は韓流ポイントへ行ってみることにした。

 韓流ポイントは、週末にはトラウト釣堀の釣り座状態になり、手出し無用の場となってしまうが、平日は至って穏やかなもの。
 ナマズさん、蚯蚓氏、ルアーマンらしき釣り人は居たが、キャストの融通は利く状態にある。
 ナマズさんは先ほどまでにセンコーで四匹キャッチし、上流側に居たルアーマンも好調だったとのこと。
 この時期の南風は降臨跡に有利だと思っていたが、そうではなかったようだ。やはり水門工事の影響大なのであろう。
 では早速、と朕は相羽リグを投入。
 ほとんど間を置かず二匹釣れ、上流側に居たルアーマンが驚いて話を聞きにやってきた。
 朕は「蝦で釣るのは簡単だが、蝦を採るのは難しい」と、したり顔で答えた。
 しかし、いかに相羽リグであっても魚が居なくなってしまっては無力。そうなったら広範囲を探れるルアーに分がある。
 朕は馬の背シャローの一角にワンダーを通し「ああ、そのサイズかあ」と、唾を吐かれてしまいそうなスモールマウスをキャッチ。
 次いで、何故ここでスプリットショットリグを投げるのか、と先ほどのルアーマンにうんちくを垂れながらヤム・ディンガーをカバー周りで引いたところストライクを得る。
 バイトの感触が疑わしかったので合わせが遅れ、呑まれて流血。
 慌ててリリース作業をしたため、写真を撮り忘れる。
 証拠の写真が無ければ伝説人に疑われる危険もあるが、幸いこのルアーマンとナマズさんが現認者だ。一匹としてカウントする。

 夕刻に入り、ナマズさんが撤退。
 朕はルアーマンにカみちょうに多摩川に通った観察結果を得々と語りながら、シャローのフィーディングが起こる場所を打ち続けていた。
 やがて馬の背開始点付近の深場に仕掛けを投入していた蚯蚓氏がバスをキャッチ。
 彼が連釣するなら、やがてここも釣れるようになるだろう、と謳ってやった。
 駄菓子菓子…連釣は起こらず。
 そして、何故そうなったかは説明できず。
 残念なことではあるが、朕は修羅のように新川で鍛えた僭称釣りウマというわけでもないので傷つくことは無い。

 完全な日没となり、蚯蚓氏、ルアーマンは撤退。
 この日消費した分の蝦を補充しに行く。
 風穏やかで、蝦の発見は容易だったものの、蝦の動きが素早かったことと、懐中電灯の電池残量が少なくなったのが重なり苦戦。

 公孫戍がやって来る。
 降臨跡はしばらく何も無かったが、工事が終わりテトラ帯に蝦らしきものが涌くようになってから急に動きが見え、隣でハードベートを巻いていた釣り人が釣っていたとのこと。

 消費した分の蝦が補充できたのでルアーフィッシングに戻るが、朕、公孫戍ともに全く反応を得られないまま時間が経過。
 ある時点から釣れなくなった場所、釣れだした場所。
 釣れないのは悔しいが、因果関係をあれこれと論じ合うのもまた釣りの醍醐味である。

 明日は天候が急上昇の見込み。
 明日のために特に時間を作ったという公孫戍。
 朕は予め囚われの身となることか決まっているため行くことは適わず「オレにかまうな、上手い連中と仲良くやってくれ」と、伝説三輪泣きするしかなかった。

 ※マー語


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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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