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泣面虎

 1月19日。

 昨日、相羽リグのトレーラーを仕込む。
 つまみ食い程度の釣りは不発だったが、この先三日間を楽しむだけの蝦を確保できた。

 かくして、十分な蝦を用意しての登戸入り。
 登戸エンターテイメントのひとつ、猫肉骨粉問題が気にならないでもなかったが、相羽リグの効能を見たいという気持ちが勝ったので寄り道せずに韓流ポイントへ。
 
 程よい具合に雲が空を覆い、適度な風が水面を小波立たせ、寒さに厳しさを感じない、釣人にとって快適な天候。
 まずは表層系のベートで一面を流してみるが反応は得られず。
 しかし、視覚情報からバスの存在を確信できるものが得られていたので、釣れないのはベイトの問題だろう、と相羽リグをキャストしてみたところ、程なくしてストライクを得る。
 ラインブレークや蝦だけ取られたりとなかなかキャッチにまでは至らずにいたが、これだけ反応があるのだからルアーでもいけるのではないかと思い、ルアーを投げてみることにする。

 ナマズさんがやって来る。
 昨日は黒芋で三匹キャッチできたとのこと。
 ルアー歴は短くとも釣り歴そのものは長い人である。商品知識は無くとも魚の釣り方は知っていて、他の釣り廃人の後押しもあるだけに、今はもう修羅を呼び寄せる力は無い。
 魚は岸寄りのある変化に依っている。
 そこを中心にランカーシティのヤゴ型ワームをアンダーショットリグで引き続けていたが反応は得られず。
 バスは去ってしまったのかと再び相羽リグを入れてみると、すぐに反応を得る。
 三匹のキャッチに成功し、粗方満足できたので、風が強まったのを機にルアーのみでいくことにする。

 夕刻が近付き、光量が落ちてくる。
 この風と光量なら、ボトムをスロー、ナチュラルで控えめに行くより、表層をスピーディーにコーリングアップしたい。
 やはりマニックだろう、とルアーチェンジしようとしていたところ、ザ・タックルボックスの店長がやって来る。
 これまでの状況を伝え、店長はスプリットショットリグでのカバー攻めを選択。
 ナマズさんもイモでボトムを攻めている。
 ボトムが正解なら、わかった時点でこちらも替えればいいと思い、朕は表層を引くことにした。
 一段光量が落ちる頃、マニックにバイトが出る。
 1ストロークの間に三度の反応が出て、三回目に重みが乗るもフッキングを決め損ねる。
 ナマズでもそうだが、一度失敗したルアーでその後釣るのは難しい。しかし今は表層だろうということでワンダーに替えたところ、こちらでもストライクを得られたがフッキングを決められず。
 表層に出ると知るや、店長はワッパープロッパーをキャスト。
 何度も水面のバイトを見ることは出来たが結局こちらもフッキングには至らず。
 朕は自分でもフッキングを決められなかったことを棚に上げ「アタったとかバレたとか、そんな話は聞きたくねーんだよ!」と、もうひとつの伝説式でキレた。

 日没となり、風が収まる。
 案の定、表層には何の反応も無くなり、ここでナマズさんは撤退。
 表層系への反応は無くなってしまったが、それでもバスがこの付近に居ることを示す視覚情報は得られていたので集中力を失うことは無かった。
 コイ科と思われる波紋も多く出ていたが、興味深い波紋が見えることもあり、その中のひとつを打ってみたところストライクを得る。
 童威には「ああ、そのサイズかあ…」と言われてしまいそうな大きさだったが、お気に入りのスティッコーへのヒット。ルアーでも釣ることが出来たという喜びを得られた。

 潮止まりの時間を機に撤退。
 神州之華で飯を食いながら、多摩川、登戸エリアに特化した話をしていると、公孫戍こうそんじゅよりメール着信あり。
 この日は公孫戍も登戸に来ており、オペラ座下で二匹のスモールマウスと二匹のナマズをキャッチしたとのこと。
 バスは小さかったのでキャメラ機能の死を恐れ撮らなかったが、ナマズは良型だったので簡易充電器に繋ぎ収めたという。
 うち一匹は80を超えるのではないかという大型。
 いずれもデブセンでの釣果とのこと。
 朕は“ナマ師”を自称しておきながら、昨年以降あまりにも釣れないので捨てていたが、狙い方によっては釣れるんだな、と感心。
 しかし、素直に羨ましがっていてはこちらの技量が侮られる恐れがあるという伝説式心理を働かせ「自分、根っからのバサーなもんで」と返信し、ナマズなど興味ない体を装った。
 或いは、かつて伝説未満人が朕に対し叩いた陰口「ナマズにワームは無いよ」と返すのが適切であったか。
 
 いずれにせよ、彼らには状況に応じたルアー選択の意味を理解できていなかった節がある。他人の釣り方を非難するのに思考を働かせるより、対象の習性やそれらを包括する自然環境について理解を深めておくべきだったのだ。




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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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