FC2ブログ

夷蛮嫁君似君

 11月5日。

 明日の会盟を楽しみにしていた土曜日のこと、釣り廃人たちの釣果報告が届く。
 公孫戍は多摩川でアナハゼのようなスモールマウスをキャッチ。
 サイズはともかく技巧を駆使できれば釣れる魚は居るということを示す。居ても釣れない魚をどうにか釣るのは朕の苦手とするところ。
 そして荊蛮に遊ぶ史進はジギングで娯楽と食料調達を兼ねた釣果を得ていた。
 食味、引き味よりもゲーム的な面白味を求める朕が捨てた対象魚であり、朕の行動可能圏内には居ないために興味を失った魚でもある。
 この二者の為したことは朕には出来ないこと。そのことには敬意を表すべきだが今は降臨の時代。
 そこで、功を遂げた彼らに対し「でもよお、おめえら新川では釣ったことないよな。大したことねなあ…オォーイ!」と、伝説式の礼で応じた。

 かくして迎えた当日。
 三連休の最終日は近場で済まそうという釣り人が数多く登戸を訪れるだろう。
 可能性が低いとはいえ、ベイトが多ければ登戸名物降臨の可能性の確率が高まろうというもの。
 また、伝説諸氏はともかく、そろそろナマズさんや侯嬴こうえいが川の様子を窺いにくるかもしれない。童威もあとで来るとのことなので、怖くはあるが“いい匂い”を嗅ぎ付けて現れる物の怪を見てみたい。
 伝説は見えず、釣りは行き詰っていたとしても何かと楽しみがあるものだ。

 帰宅したところ、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気に襲われたので、一寝入りしてからの出発とした。

 行きの道中、オペラ座追放者を目撃。
 今日も猫肉骨粉問題はくすぶっている。

 せせらぎ館から上流に向かって歩く。
 韓流から降臨跡に至るまで、レジェンドⅡのベイトは至るところに見られた。
 白い濁り、強い流れは相変わらずで、厳しい釣りが予測される。

 オペラ座下で公孫戍こうそんじゅ夏侯章かこうしょう、童威と合流。
 今年の新年早々に起こった伝説降臨の奇蹟を口々に懐かしみつつキャストを繰り返す。
 夏侯章が流れの滞留するポイントを見つけており、朕はそこへアンダーショットリグを投入し探りを入れてみた。
 朕は反応を得られず、夏侯章が「居ねえな」と申されたので、主従は韓流ポイントへ移動することにした。

 韓流ポイントに浮くベイトの数はオペラ座下より多く、コイが水面でエサを漁る様子も見られた。
 しかし期待はしない。
 スモールマウスの動きは視覚情報とリンクしないことがほとんどであるためだ。
 居るかもしれないという所にライトリグを沈め、ゆっくり引きながら状況を判断するという探り方は長続きせず、CD5を引いて何とか集中力を保っていたが、やがてロストし意気消沈。
 夏侯章は「ツンも無え」と嘆いている。
 今日が楽しかったかどうかは僕たちは今恋をしているアンチコンビニエンスストアで伝説式疾駆が見られるかどうかにかかっているな、と語らっていたところに童威もこちらにやってくる。
 公孫戍が来る頃には、朕はラインを捨て納竿体勢に入っていた。
 オペラ座下で粘り続け、スモールマウス二匹をキャッチし、ナマズをばらしたとのこと。しかし、携帯電話がいかれてしまい写真を残せなかったというので「みんな公孫さんは上手い上手いって言うけどよお、あの人本当に上手えかあ?」と、三輪式で僻みつつ「アタったとかバレたとか、そんな話は聞きたくねーんだよ!」と、アナザー式でキレてやった。

 結局、韓流ポイントでは何事も起こらぬまま20時を迎え、伝説式疾駆を待つことにする。
 登戸に限った話では三輪氏の足跡の方が圧倒的だが、伝説埋蔵量ではアナザー氏の方が遥かに上回っている。
 と、いつものように語らいながら待ち続けていたが期待していたものは見られず、これ以上待ったところで進展はあるまいということで解散となった。
 




スポンサーサイト



テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
QRコード
QRコード