いやあ~、この夏僕はコイをしていたんだよ

 8月10日。

 昨日はハンドルのがたつきに起因する振動がグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない疲労に襲われ、飯も食わずに眠りこけていた。
 朕が臥している間に、公孫戍こうそんじゅからメールが届いており、読んでみれば、昨日夕方に時間が出来たので夏侯章かこうしょうを伴い韓流ポイントに行ってみたところ、公孫戍が40に微妙に届かないサイズのスモールマウスをセンコーで釣ったとのこと。
 増水があったのか、現地は強い流れと濁りがあり、カバーが生きる状況にあったという。
 これを見た時、朕はまだ目覚めきっておらず、気の利いた伝説式僻みコメントを返せなかった。

 かくして、昨日の遅れを取り返そうと意気込んで向かったのは堰下狛江エリア。
 ここで釣ろうとしてのことではなく、堰と堰の間を上、中、下流として捉えた場合、ここを見ておけば上流、中流の傾向を垣間見ることが出来ると思ったためである。
 ここで釣果を得られればいうことなしだが、この数日、天候が安定していないので現在の魚の集まる条件を掴んでおきたい。

 堰直下を覗いてみると、大量のアユが見え、瀬の直下にはニゴイや魚食ゴイがうろつき、アユをロックオンしている状態のニゴイも見えた。
 長い瀬で隔てられた中流域に擬せられるポイントに入る。
 岸際にベートフィッシュは少なく、サイズも10センチ以下の個体しか見えない。魚食色のコイが時折見えるも、ルアーには反応しない。
 そのうち何かが変わるかと待ってみたが、兆候めいたものは見えず。
 堰直下の状況が示す通り、上流部の太い流れがあるような所の方が良いのか。
 ということで、狛江堰直下に似たような条件の場所を求めて調布堰下合流点に向かうことにした。
 中野島堰直下の一帯も良いだろうが、最も魅力的なポイントへのアクセス方法がわからないし、あそこは常に釣り人が立っている印象があるため却下。
 もし次のポイントが外れだったら、最下流部になる韓流ポイントへ行くまでのことだ。

 調布堰下合流点にベートは豊富だった。
 合流点付近のフラットに特に濃く、いずれ魚食魚が来るだろうと思わせるだけのものがあった。
 このところの安定しない天候が示す通り、魚のポジションも安定しないのか、コイ科であっても魚の入りは良くなかった。
 それでも捕食シーンは何度か目撃出来、ザブラミノー123Fに中ゴイがバイトしてきた。
 それほど泳ぎの良いミノープラグではないが、淡水ではサスペンド気味にゆらめき、魚食ゴイに効く。
 「ミノー投げてるだけで楽しい」といったところか。
 夕刻に入り、ナマズの徘徊を見ることは無かったが、ニゴイが入ってくるのは見え、しばらく経ってニゴイがキャッチできた。
 ここで「今日のオレの仕事は終了」とキメておけば僭称釣りウマのプライドは保たれただろうに、ナマズにご執心な朕はフラットラップに結び替えキャストを続け、尾鰭の付け根がシーバスにしか見なかったセイゴらしき魚をバラしてしまったため余計辞められなくなり、粘り続け疲れ果てての終了となってしまった。



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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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