福や禍の伏す所

 7月26日。

 朝、雨が降っていた。
 適度な増水が期待できる。
 帰宅後、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気を治めてから堰下狛江側に向かった。
 増水によって、小さな激浅の小ワンドが魚の避難場所になっているかもしれないと思ってのこと。
 また、平日であり、先ほどまで雨が降っていたとあれば、伝説もソープオペラも動きはないだろう、というのも降臨跡を避けた理由である。

 出発時、雨は止んでいたが、藪漕ぎでずぶ濡れになってしまう。
 合羽を着てくるべきだったと思ったが、悔後に立たずというものである。
 開始当初は水勢があり、水位も高く、コイが岸に寄るのみで、目立ったアユの群れは見られず。
 この小ワンドは避難場所としての力が弱いようだ。
 水位が下がり、流れが落ち着いてくるにつれ、徐々に魚が入ってくるような感触だった。この動きは堰の水位調整の影響下にある流域下流部とは逆である。
 そして魚が戻ってくるにつれバイトが出るようになってきた、が、ナマズもコイも食いが浅い。
 あの手この手と試し、粘ってみたが、結局、アタったとかバレたとか、そんな話は聞きたくねーんだよ!で終了。

 今日は釣れると確信し、伝説式保険を掛けずの挑戦だったが、そのことがザとなってしまった。
 ここは泣いた心をひた隠しにして、釣れなくても関係ありましぇ~ん、と見え見えの虚勢でやり過ごすべきであろう。

 ※マー語

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テーマ : 歴史
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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